関税交渉の行方に注目　　メキシコペソのスワップ成績（7月20日週）

みなさんこんにちは。動きの異なる複数の通貨に分散しつつ、ハイレバで高収益を目指してスワップポイント運用をしています。

2024年を通してほぼ10通貨で運用していたものを徐々に規模縮小して、4通貨（メキシコペソ・ブラジルレアル・・チェココルナ、ハンガリーフォリント）としています。米ドル、ユーロ、南アフリカランド、トルコリラ、インドルピー・ポーランドズロチは一旦運用停止中です。

先週は日本の参院選通過で円高が進みましたが、週後半はやや戻しています。ハンガリーとトルコの中銀が政策金利を決定し、ハンガリーは6.5%に据え置き、トルコは43%に利下げとなりました。

対円の週間騰落では、ハンガリーフォリント、チェココルナ、ポーランドズロチの中欧通貨が上位でプラス、米ドル連動のインドルピーとトルコリラが軟調でした。

今週は米FOMCや日銀の金融政策決定会合がありますが、市場予想はどちらも据え置きのようですね。

運用4通貨の合計スワポ額は前週比-58円の34,347円となり3万円台で安定しています。上昇したハンガリーフォリントを一部決済しています。

内訳

7月20日週のメキシコペソ/円は、7.900で始まり7.830まで下落しますが、週末に向け7.972まで上昇し7.960でクローズとなりました。

ペソ/円は週初ペソ安円高気味でしたが、後半は上昇に転じて年初来高値を更新し、昨年8月高値の8.0に接近しています。

米トランプ政権はメキシコに対して8月1日から30%の関税を賦課するとしており、期限前の交渉の行方に注目です。

7月日週の米ドル/メキシコペソは、18.715で始まり18.737の高値をつけたのち、18.525まで下落し18.552でクローズとなりました。

先週はドル安ペソ高となって、対ドルでもペソが年初来高値（ドル/ペソでは安値）を更新しています

米ドル/メキシコペソの売りを100,000通貨保有としていましたが、トランプ関税相場に耐えられず半分に減らしています。

週間のスワップポイントは3,005円となり増加傾向が続いています。

合計の損益は前週比で+78,242円となりました。

対米ドルでペソが高値更新となって利益が伸びて、合計利益は+400万円を回復しています。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨あたりのスワップポイントの額です。
年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)