メキシコ中銀は政策金利引き下げ　　メキシコペソのスワップ成績（3月23日週）

みなさんこんにちは。6通貨（米ドル・メキシコペソ・ブラジルレアル・インドルピー・ポーランドズロチ・チェココルナ）でスワップポイント運用をしています。ハイレバで高収益を狙いつつ、動きの異なる通貨ペアに分散してリスク抑制を目指しています。

2024年を通してほぼ10通貨で運用していましたが、ユーロ・ハンガリーフォリント・南アフリカランドを決済して運用規模を縮小しています。また、トルコリラが暴落しポジションはロスカットとなり、6通貨分散となっています。

先週の対円の週間騰落は、前の週に急落したトルコリラが反発してトップで、インドルピーが引き続き謎の上昇で2位となっています。

一方で、最下位はハンガリーフォリントで、南アフリカランドも週後半に急落しています。

先週の6通貨の合計スワポ額は前週比-2,260円の53,932円と減少しています。様子見するつもりでしたが、149円台でドル/円をポジってしまいました。また、インドルピーのスワポの多い日があったので、前週比の減少幅はそれほどでもありませんでした。

運用縮小で1日1万円の目標を下回った状態が続いています。

3月27日にメキシコ中銀は政策金利を0.5%引き下げて、9%とすることを決定しています。利下げは6会合連続となっています。

28日発表の2月の失業率は、予想2.6%のところ2.5%となり前回の2.7%から低下しています。雇用は堅調が続いているようです。

3月23日週のメキシコペソ/円は、7.379で始まり7.532の高値をつけたのち、7.331まで下落し7.361でクローズとなりました。

ペソ/円はレンジ内の推移が続いていますが、政策金利決定引き下げ後に下落となっています。今週はトランプ関税の開始に注意ですね。

3月23日週の米ドル/メキシコペソは、20.240で始まり19.959の安値をつけたのち、20.456まで上昇し、20.361でクローズとなりました。

ドル/ペソは、トランプ関税織り込みで19ペソ定着に期待していたのですが、まだ織り込み切ってないですね。

米ドル/メキシコペソの売りを80,000通貨保有していましたが、ペソ大幅安でいったん20,000通貨利確し、その後40,000通貨売りを入れて100,000通貨保有としています。

週間のスワップポイントは8,200円となり、前週から減少しています。

合計の損益は前週比で-103,375円となりました。

3月に入っていい感じで利益が回復してきていましたが、関税開始が近づいてまた大きくマイナスとなっています。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨あたりのスワップポイントの額です。
年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)