政策金利を5.75%に据え置き　　ポーランドズロチのスワップ成績（4月2日週）

チェココルナ

2025.03.14

みなさんこんにちは。今日はドイツで緑の党が財政拡張に同意との報道で、ユーロが上昇しました。対ユーロで調整気味だったポーランドズロチも堅調となっています。

高金利通貨の長期保有でスワップポイント狙いの運用をしていますが、中欧通貨のポーランドズロチとチェココルナは対ユーロでとくに変動が小さく、新興国の高金利通貨と比較してかなり安定しています。

ポーランドは23年11月に利下げを停止し、一方でユーロ圏利下げサイクル入りとなって、ユーロ/ズロチのスワポも増加に転じています。

ポーランド国立銀行は3月12日に政策金利を5.75%に据え置くことを決定しています。グラピンスキ総裁は今のところ利下げする理由はないと見ているようで、当分は利下げはなさそうですね。

また、14日発表の2月の消費者物価指数（CPI）は、前年比で予想5.3%のところ4.9%となり、前回の5.3%から低下しています。

3月2日週のユーロ/ズロチは4.176で始まり4.191まで上昇しましたが、4.144まで下落し4.172でクローズとなりました。9日週は一時4.205までユーロ高ズロチ安となり、4.2近辺での推移となっています。

ユーロ/ズロチは2月27日に4.127までユーロ安ズロチ高となって安値をつけましたが、4.2まで戻しています。ちょっと決済しようか迷いましたが、どうにかホールドしています。

Axioryでユーロ/ズロチの売りを120,000通貨保有しています。変動を抑えるため、いくらか逆相関の傾向があるユーロ/米ドルの売りポジ80,000通貨と組み合わせていましたが、60,000通貨利確しました。

3月2日週の合計のスワポ額は6,690円となり、ポジションを減らしたため減少しています。

利益の合計は前週比-10,245円と小幅減少しました。

ユーロ/ドルでユーロ高継続となっていて、評価損益がマイ転しています。前の週にポジションを決済して正解でした。

週間スワップ推移

年率は実際にこの運用で入れている額をもとにした証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷10000 通貨あたりの証拠金：左)とレバレッジをかけていない場合の保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷ユーロ円終値÷10,000：右)で示しています。

週間運用成績(円)

↓前週のポーランドズロチの成績↓

AXIORYでユーロ/チェココルナの売り170,000通貨保有していましたが、スワポがマイナスとなったので口座を引っ越しました。

スワポがプラスのiFOREXに移して130,000通貨保有としていましたが、24年末に損出しで50,000通貨決済し、60,000通貨ポジって140,000通貨での運用としました。評価損益がプラスとなったので40,000通貨利確しています。さらに先週20,000通貨決済しました。

チェコは昨年末に利下げをいったん停止しましたが、2月は利下げ再開で政策金利は3.75%となっています。

3月2日週のスワポの合計額は5,292円で、ポジ決済のため減少しています。

損益の合計は前週比で+88,809円となりました。

ポジションを決済して下げたら売り直す予定ですが、そのまま上昇していて、ちょっと早まった気もしています。

週間スワップ推移

年率は実際にこの運用で入れている額をもとにした証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷10000 通貨あたりの証拠金：左)とレバレッジをかけていない場合の保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷ユーロ円終値÷10,000：右)で示しています。

週間運用成績(円)