ウクライナ停戦をめぐって乱高下　　ポーランドズロチのスワップ成績（2月23日週）

ポーランドズロチの推移

みなさんこんにちは。高金利通貨の長期保有でスワップポイント狙いの運用をしています。 中欧通貨のポーランドズロチとチェココルナは対ユーロでとくに変動が小さく、新興国の高金利通貨と比較してかなり安定しています。

ポーランドは23年11月に利下げをいったん停止し、一方でユーロ圏利下げサイクル入りとなって、スワポも増加に転じています。

ポーランドズロチは、ウクライナ停戦期待で今年に入って対ユーロで堅調が続いていますが、先週末のトランプ・ゼレンスキー会談が決裂で乱高下となりました。

2月23日週のユーロ/ズロチは4.162で始まり4.148まで下げて年初来安値を更新しましたが、4.201まで急上昇し4.195でクローズとなりました。3月2日週は一時4.144までユーロ安ズロチ高となり、4.17台での推移となっています。

ユーロ/ズロチは昨年4.247を割り込むことなくレンジ推移でしたが、今年に入って下放れしてユーロ安ズロチ高が進み、先週も安値更新したものの会談決裂で急騰しました。

一緒に保有しているユーロ/ドルもダブルボトムとなっていて、↓のところで上抜けしそうだったので一部決済しました。会談決裂で逆行してしくじったかと思われましたが、その後ドイツの借入制限緩和で急上昇していて、まあまあいいタイミングで利確できました。

ユーロ/ポーランドズロチ売り

Axioryでユーロ/ズロチの売りを120,000通貨保有しています。変動を抑えるため、いくらか逆相関の傾向があるユーロ/米ドルの売りポジ80,000通貨と組み合わせていましたが、60,000通貨利確しました。

2月23日週の合計のスワポ額は7,432円とポジ決済ため減少となりましたが、1万通貨の1日あたりの付与額は増加しています。

利益の合計は前週比-153,304円と大幅に減少しました。

ユーロ/ドルのポジション決済で291,062円の差益と70,936円の確定スワポ益が出ています。ウクライナ停戦期待の後退でマイナスとなりましたが、週明けのユーロ/ドルの急騰による損失はかなり避けられました。

高スワップより安定運用を狙った通貨ペアですが、けっこう動いていて、いつもうまくいくとは限りませんね。

週間スワップ推移

• 年率は実際にこの運用で入れている額をもとにした証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷10000 通貨あたりの証拠金：左)とレバレッジをかけていない場合の保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷ユーロ円終値÷10,000：右)で示しています。

週間運用成績(円)

↓前週のポーランドズロチの成績↓

1月失業率は5.4%に悪化　　ポーランドズロチのスワップ成績（2月16日週）

ポーランドズロチの推移みなさんこんにちは。高金利通貨の長期保有でスワップ狙いの運用をしています。 中欧通貨のポーランドズロチとチェココルナは対ユーロでとくに変動が小さく、新興国の高金利通貨と比較してかなり安定しています。ポーランドは23年11月に利下げをいったん停止し、一方でユーロ圏利下げサイクル入りとなって、スワポも...

forexcorrelationlab.com

2025.02.27

ユーロ/チェココルナ売り

AXIORYでユーロ/チェココルナの売り170,000通貨保有していましたが、スワポがマイナスとなったので口座を引っ越しました。

スワポがプラスのiFOREXに移して130,000通貨保有としていましたが、24年末に損出しで50,000通貨決済し、60,000通貨ポジって140,000通貨での運用としました。評価損益がプラスとなったので40,000通貨利確しています。さらに先週20,000通貨決済しました。

チェコは昨年末に利下げをいったん停止しましたが、2月は利下げ再開で政策金利は3.75%となっています。

3月5日発表の2月の消費者物価指数（CPI）の速報値は、予想通りの2.7%となり、前回の2.8％から低下しました。

2月23日週のスワポの合計額は5,292円で、ポジ決済のため減少しています。

損益の合計は前週比で-25,998円となり、決済で5,361円の確定益が出ています。

レンジの動きが続いているので、プラスとなったところで一部のポジションを決済し、コルナ安となったら買い戻して、確定損を減らそうと考えています。

週間スワップ推移

• 年率は実際にこの運用で入れている額をもとにした証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷10000 通貨あたりの証拠金：左)とレバレッジをかけていない場合の保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷ユーロ円終値÷10,000：右)で示しています。

週間運用成績(円)