1月CPIは5.4%に加速　　ポーランドズロチのスワップ成績（2月2日週）

チェココルナ

2025.02.14

みなさんこんにちは。高金利通貨の長期保有でスワップ狙いの運用をしています。中欧通貨のポーランドズロチとチェココルナは対ユーロでとくに変動が小さく、新興国の高金利通貨と比較してかなり安定しています。

ポーランドは23年11月に利下げをいったん停止し、一方でユーロ圏利下げサイクル入りとなって、スワポも増加に転じています。

2月13日発表の2024年第4四半期のGDP速報値は、前年比で3.2%となり、前回の2.7%から上昇しています。また、14日発表の1月の消費者物価指数は、前年比で前回の4.7%から5.3%へ加速しています。経済指標はかなり好調のようです。

2月2日週のユーロ/ズロチは4.218で始まり、週初に4.237まで上昇しますが、4.186まで下げて4.194でクローズとなりました。9日週はさらにズロチ高となって一時4.157まで下げています。

ユーロ/ズロチは1年ほど続いたレンジの下限を割り込んで安値更新しています。やはりウクライナ停戦期待がありそうです。

Axioryでユーロ/ズロチの売りを100,000通貨保有としていましたが、上昇したので20,000通貨追加して120,000通貨としています。変動を抑えるため、いくらか逆相関の傾向があるユーロ/米ドルの売りポジ80,000通貨と組み合わせています。

2月2日週の合計のスワポ額は8,700円となり、両通貨ペアとも増加しています。

利益の合計は前週比+116,121円となり、2週連続で増加となりました。

ユーロ/ズロチもユーロ/ドルも含み益が増加していて、ユーロ/ズロチは含み益が100万円を超えてきました。かなり利益が乗ってきたので少し利確したいところですが、まだズロチが伸びそうな気もして悩ましいですね。

週間スワップ推移

年率は実際にこの運用で入れている額をもとにした証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷10000 通貨あたりの証拠金：左)とレバレッジをかけていない場合の保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷ユーロ円終値÷10,000：右)で示しています。

週間運用成績(円)

　↓前週のポーランドズロチの成績↓

AXIORYでユーロ/チェココルナの売り170,000通貨保有していましたが、スワポがマイナスとなったので決済しました。

スワポがプラスのiFOREXに引越して130,000通貨保有としていましたが、24年末に損出しで50,000通貨決済し、60,000通貨ポジっています。

チェコは昨年末に利下げをいったん停止しましたが、2月は利下げ再開で3.75%としています。

2月10日発表の1月の失業率は予想通りの4.3%となりましたが、前回の4.1%から悪化しています。

2月2日週のスワポの合計額は8,638円となり、増加傾向が続いています。

損益の合計は前週比で+63,101円となりました。

毎週合計損益がプラ転とマイ転を繰り返していて、先週末時点ではプラスとなっています。売り買いをリピートしたら儲かりそうな気がしたので、今週週初に少し利確したところコルナ高が進んで機会損失となっています。

週間スワップ推移

年率は実際にこの運用で入れている額をもとにした証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷10000 通貨あたりの証拠金：左)とレバレッジをかけていない場合の保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷ユーロ円終値÷10,000：右)で示しています。

週間運用成績(円)