みなさま明けましておめでとうございます。昨年1年お世話になりました。2024年の取引はいかがだったでしょうか。
10通貨(米ドル・ユーロ・メキシコペソ・トルコリラ・ブラジルレアル・インドルピー・ポーランドズロチ・チェココルナ・ハンガリーフォリント・南アフリカランド)を分散保有してリスクを抑制しつつ、スワップポイントによる利益獲得を狙った運用をしていますが、現在ハンガリーフォリントとユーロは決済してノーポジです。
2024年の対円騰落でトップは米ドルで、南アフリカランド、ポーランドズロチが続きました。一方、メキシコペソ、ブラジルレアル、トルコリラ、ハンガリーフォリントがマイナスとなって、政策金利を2桁まで上げた国の通貨が揃って軟調となりました。
ほとんどの通貨が7月の為替介入前に高値をつけて急落となり、年末に向けいくらか値を戻す展開でした。年前半は順調に利益を積み上げましたが、夏の急落ですべて吐き出してしまい、年後半はリカバリーに苦心しました。
為替差益の面では、米ドルを多めに持ったのが利益に貢献しました。分散によるリスク抑制を狙ってクロス円以外の通貨ペアも多めにしていますが、ユーロ利下げでユーロクロスの通貨ペアの利益も伸びました。
ランド高はあまり予想してなかったので、乗り遅れてあまり利益を出すことができませんでした。前年まで堅調だったペソとレアルがマイナスで、他の通貨への分散が有効だったと思います。通貨は下落でもトルコリラ運用はプラスで、高スワポの威力が発揮されています。期間限定のボーナスと思っていますが、できるだけ長く続いて欲しいですね。
↓2023年間収益↓
2024年のFX運用の損益(前年末比の含み損益+確定損益+スワップポイント)は、+6,410,279円となり、23年の+860万円から減少しました。
このうちスワポが+4,556,076円、為替差益が確定損益と評価損益合わせて+1,854,203円でした。スワポは前年を少し上回りましたが、為替差益が大きく減少しました。
昨年は利下げに転じる国も増えましたが、どうにか運用を継続できました。2025年もさらなる日銀利上げがほぼ確実で、為替の大きな変動やスワポ額の低下も見込んでいて、運用は難くなるのではないかと思っています。
これまで運用に投入した元本は全額回収していて、損失のリスクほぼなしで利益だけを回してスワポを貯められるようになっていますが、できるだけ為替で損を出さないよう心掛けながらスワポ益を積み上げたいですね。
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