政策金利引き下げで10.25%に　　メキシコペソのスワップ成績（11月10日週）

みなさんこんにちは。10通貨（米ドル・ユーロ・メキシコペソ・トルコリラ・南アフリカランド・ブラジルレアル・インドルピー・ポーランドズロチ・チェココルナ・ハンガリーフォリント）でスワップポイント運用をしています。ハイレバで高収益を狙いつつ、動きの異なる通貨ペアに分散してリスク抑制を目指しています。

先週は米CPIがほぼ予想通りでドル/円が押す場面もあったものの、米金利上昇やパウエルFRB議長の利下げに慎重な発言があり、週初の152円台後半から4円ほど上昇し156円後半をつけましたが、その後下落で154.34円でクローズとなっています。

週間騰落ではプラスとマイナスが半々くらいで、米ドルがトップとなり、連動するインドルピーとトルコリラが続いています。先週に続き欧州の通貨が軟調で、このところ堅調だった南アフリカランドが来週の金利決定をひかえて最下位となっています。

前の週と同様にドル/円上昇も週末に向け大きく戻す展開となり、クロス円もおおむね似た動きでした。

11月10日週の10通貨運用の合計スワポ額は前週比で+8,018円の99,335円となりました。年初来の累積スワポ額は3,899,334円で、11月中に400万円も達成できそうです。

あまりポジションに変化はないのですが、ユーロ安ドル高でユーロ/ドルの売りスワップが急増しました。

メキシコ中銀は11月14日に政策金利を0.25%引き下げて、10.25%とすることを決定しています。

11月10日週のメキシコペソ/円は、7.575で始まり7.475まで下げますが、7.661まで上昇し7.583でクローズとなりました。

ペソ/円は小動きとなっていて、政策金利引き下げも織り込み済みでレンジ内での動きとなっています。

11月10日週の米ドル/メキシコペソは、20.159で始まり20.128の安値をつけましたが、その後は20.698まで急上昇し、20.354クローズとなりました。

ドル/ペソは米大統領選通過で20.0を割ってトレンドラインを試しましたが、下抜けできずに上昇となっています。

米ドル/メキシコペソの売りを80,000通貨保有していましたが、ペソ大幅安でいったん20,000通貨利確し、その後40,000通貨売りを入れて100,000通貨保有としています。

週間のスワップポイントは10,830円と増加し、年率も100%を超えてきました。

合計の損益は前週比で+97,461円となりましたが、このところの大幅減少を取り戻すには足りません。

米大統領選挙通過でいったんはペソ売りが止まったようですが、実際にトランプ政策が実行に移されるのはまだ先ですからまったく油断できません。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨あたりのスワップポイントの額です。
年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)