手動両建て順張り反復売買の今週の運用成績
22年6月から検証しているAUD/NZDの手動両建て順張り反復売買の運用結果を公開しています。
特にトラップを仕掛ける水準やタイミングをはかることなく、元本50万円をルール通りに運用しっぱなしで含み損込み年100%程度の利益を目指して試行錯誤しています。
今週は、オーストラリア準備銀行が8月6日に政策決定会合を開催し、政策金利の据え置きを決定しています。4.35%で6回連続の据え置きとなっていますが、タカ派姿勢は継続し会合では金利引き上げも議論された模様で、ブロック総裁も年内の利下げについて検討対象ではないと述べています。
一方で、8日にニュージーランド準備銀行が公表した第3四半期の期待インフレ率は1年後で2.40%(前回2.73%)、2年後で2.03%(前回2.33%)と低下しました。
来週は14日にNZ準備銀行の政策金利発表があり注目です。政策金利(5.50%)は据え置きが予想されていますが、前回はインフレ率が年後半に1-3%の目標レンジに戻るという見込みが示されていて、豪中銀と対照的にハト派色が強まる可能性もありますね。
今週のAUD/NZDは、前の週の下落の勢いを保って始まり週初に1.0844の安値をつけますが、豪政策金利決定後に1.1008まで上昇しました。
その後は1.0867まで下落しますが、NZ期待インフレ率発表後に再度上昇となって1.0977をつけました。
そこそこの値幅で上下2往復半したため決済連発で、週間では買いポジ15決済、売りポジ12決済、損切りで1決済の28決済となっています。
ポジション確定益は38,958円、確定スワポが-919円で、合計38,039円となりました。決済回数の多かった前の週よりさらに回数が増えました。(LIGHT FXのカレンダーではスワポのカウントのタイミングが違うため、Xのポストとは金額がずれてます)
週利は7.61%となり、年率に換算すると約395%です。含み損も増加しましたが、60週間(53〜112週)の年率換算の収益率は年85.1%に上昇しました。
投資元本 | 決済回数 | 期間確定損益 | 週利 | 合計確定損益 | 評価損益 | 合計損益 | 年率 | |
112週(8/4週) | 500,000円 | 28 | 38,039円 | 7.61% | 603,287円 | -112,364円 | 490,923円 | 85.1% |
111週(7/28週) | 500,000円 | 21 | 31,962円 | 6.39% | 565,248円 | -86,354円 | 478,894円 | 84.4% |
110週(7/21週) | 500,000円 | 10 | 8,877円 | 1.77% | 533,286円 | -213,513円 | 319,773円 | 57.3% |
109週(7/14週) | 500,000円 | 7 | 10,821円 | 2.16% | 524,409円 | -219,121円 | 305,288円 | 55.7% |
108週(7/7週) | 500,000円 | 14 | 8,310円 | 1.66% | 513,588円 | -191,674円 | 321,914円 | 59.8% |
107週(6/30週) | 500,000円 | 12 | 5,422円 | 1.08% | 505,278円 | -115,062円 | 390,216円 | 73.8% |
106週(6/23週) | 500,000円 | 13 | 13,156円 | 2.63% | 499,856円 | -114,525円 | 385,331円 | 74.2% |
105週(6/16週) | 500,000円 | 15 | 16,294円 | 3.26% | 486,700円 | -151,980円 | 334,720円 | 65.7% |
53-104週 | 500,000円 | 460 | 472,911円 | 1.82% | 472,911円 | -234,171円 | 238,740円 | 47.7% |
- 2年目に元本を倍の50万円に増やした時点から計算していますが、2年目(53-104週)はまとめてあります。なお1年目は元本25万円で始めて+144,695円で年57.9%でした。
基本の設定はこちら↓
現在はトラップ幅10pips、利確幅25pips、1注文7000通貨にしています。
運用開始からの損益の推移です。
今週は確定益が伸びましたが、含み損も増えて、合計の利益(赤線)は小幅な伸びにとどまっています。
例年8月は夏枯れもあるので来週以降はあまり動かないかもしれませんが、NZ中銀の政策金利に期待です。
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