来週は政策金利決定に注目　　メキシコペソのスワップ成績（6月16日週）

みなさんこんにちは。10通貨（米ドル・ユーロ・メキシコペソ・トルコリラ・南アフリカランド・ブラジルレアル・インドルピー・ポーランドズロチ・チェココルナ・ハンガリーフォリント）でスワップポイント運用をしています。ハイレバで高収益を狙いつつ、動きの異なる通貨ペアに分散してリスク抑制を目指しています。

今週は各国の選挙結果を受けた通貨の不安定な動きも落ち着いてきて、対円では全通貨週初比プラスとなっています。

また、米財務省が外国為替報告書で日本を監視リストに追加したことで円安が進んでいます。2023年の経常収支に基づく判定ということで、直近の為替介入のせいではないようです。それでもドル/円は160円に接近し来週は介入前の高値を試しそうですね。

6月16日週の10通貨の合計スワポ額は前週比で-19,118円の102,653円でした。

前週分は集計時のタイプミスで121,771円に修正。前週にリラの6倍デーなどで増えた反動で今週は減少です。

売買は上昇したランドを半分決済して、下落したコルナを増やしています。

各国利下げに入ってきているので、ここから数ヶ月は利益が乗っているポジションを決済しながら少しずつ規模を縮小する計画です。

6月20日発表の4月のメキシコの小売売上高は前年比で予想1.5%のところ3.2%となり、前回の-1.7%を上回りました。

来週27日には政策金利決定が予定されていて注目です。

6月16日週のメキシコペソ/円は8.510で始まり、週初に8.475の安値をつけましたが、上昇に転じて8.832まで値を伸ばして、8.821でクローズとなりました。

5月21日の9.454の高値から急落となって6月12日には8.214まで下げましたが、今週はほぼ半値戻しとなっています。

6月16日週の米ドル/メキシコペソは18.556で始まり、週初は18.632の高値をつけましたが、ドル安ペソ高が進み18.096まで下落し18.109でクローズとなりました。

ドル/ペソは急上昇となって18.980をつけましたが、下落に転じています。ドルが強く対ドルではペソの戻りが鈍いです。

米ドル/メキシコペソの売りを80,000通貨保有していましたが、ペソ大幅安で20,000通貨ビビリ利確しています。その後40,000通貨売りを入れて100,000通貨保有としています。

週間のスワップポイントは9,680円と前週比で増加しました。年換算の収益率でも前の週から100%を回復しています。

合計の損益は前週比で+436,621円と大幅に増加しましたが、今月の減少分の3分の1も回復できていません。

今月はペソが足を引っ張っていますが、円安や他の通貨の上昇で補い、月初比プラス圏に浮上しています。多少スワポが減っても通貨の分散は欠かせませんね。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨あたりのスワップポイントの額です。
年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)