高値更新後CPI鈍化で急落　　メキシコペソのスワップ成績（3月5日週）

みなさんこんにちは。米経済指標が好調でドル高となっていたドル/円は、3月7日のパウエル米FRB議長の議会証言を受けて137.909まで上昇しましたが、米シリコンバレーバンク（SVB）の経営破綻で一転急落となっています。

現在は10通貨（米ドル・英ポンド・メキシコペソ・南アフリカランド・トルコリラ・ブラジルレアル・インドルピー・ポーランドズロチ・チェココルナ・ハンガリーフォリント）で運用していますが、リスクオフで高金利通貨も下落となって評価損益は悪化しています。

それでもスワポの収益は安定していて、週間の合計スワポ額は前週比で+3,025円の100,651円となりました。

先週のブログで「分散しなくてもドルだけ買っていればいい」と書いたらドル急落となりました。まあ、相場とはこういうものかと思います。

3月9日発表の2月のメキシコの消費者物価指数（CPI）は前年比で予想7.68%のところ7.62%となり、前月の7.91%から鈍化しています。

3月5日週のメキシコペソ/円は7.558で始まり、8日には7.644をつけて昨年10月21日の高値の7.579（青点線）を更新しましたが、CPI発表後に急落となったうえシリコンバレーで追い討ちをくらい7.267まで下げたのち7.302でクローズとなっています。

3月5日週の米ドル/メキシコペソは17.975で始まり週前半は18.0を挟んだ動きでしたが、17.898まで下げて2017年9月以来のドル安ペソ高となりました。その後は急上昇となって18.594の高値をつけて18.489でクローズとなりました。

急速なドル高ペソ安となりましたが、まだかなりのペソ高水準にあると思います。

米ドル/メキシコペソの売りを80,000通貨保有しています。

週間のスワップポイントは9,916円となり前週比で減少しました。1日あたりは177円となりました。

合計の損益は前週比で-426,512円と大幅マイナスとなり、先週のプラス分以上に利益を減らしてしまいました。+400万円の大台も短命でした。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨あたりのスワップポイントの額です。
年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)