政策金利を4.75%へ引き上げ　南アフリカランドのスワップ成績（5月8日週）

みなさんこんにちは。高金利通貨に分散投資する形でスワップ運用を行っています。

南アフリカ準備銀行は5月19日に金融政策委員会を開催し、政策金利を0.50ポイント引き上げて4.75%としました。利上げは４会合連続となりました。各国で利上げが続いていましたが、南アフリカは比較的低めとなっていたので、今後のランドの上昇に期待です。

また、18日発表の4月消費者物価指数は、前年比で予想5.9%のところ5.9%となりました。前回も5.9%でした。同日発表の4月小売売上高は、前年比で予想1.5%のところ1.3%となりました。前回は-0.9%でした。

5月8日週のランド/円は8.17で始まりましたが、これが週の高値となって下落が進み、12日には8.0を割って一時7.87まで下落し、結局7.99で終了しました。15日週は8.0を挟んだ動きとなっていて、8.09近辺で推移しています。

南アフリカランド/円は4月19日にコロナ後の高値の8.74をつけたのち下落していましたが、いったんは底を打って下値を切り上げる動きとなっています。

5月8日週のユーロ/ランドは16.85で始まり、17.16までユーロ高ランド安（上に行くほどランド安）となったものの、政策金利引き上げ後は反転して16.61まで下落しました。ほぼ週初と変わらない16.83でクローズとなりました。15日週に入ると膠着となり、16.8を挟んで小動きとなっています。

ユーロ/ランドの売りを50,000通貨保有しています。

週間のスワップ額はほぼ変わらずの5,380円となりました。10,000通貨あたりの1日のスワップポイントは153円で、年率は112%でした。

合計の損益は前週比で-6,389円と小幅マイナスとなりました。

対ユーロではどうにかランドが下げ止まっています。

週間スワップ推移

年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額）
比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう
保有金額をもとにしたものも加えました（右：1日のスワップ×365日÷保有金額）。
保有金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)