スワポ大幅増でリラに肉薄　　ブラジルレアルのスワップ成績（4月3日週）

ブラジルレアルの推移　

4月3日週のブラジルレアル/円は週初の26.29から上昇して、5日には前週につけたコロナ後の高値を大きく更新する26.76をつけています。その後は25.93まで押しますが、再び上昇に転じて26.43でクローズとなりました。週間では小幅レアル高となっています。

2021年にメキシコペソや南アフリカランドが回復しコロナショック前の水準に近づく中で、ブラジルレアル/円は低迷して22.62（赤点線）で頭を押さえられていましたが、年末に上昇を始めるとその後は急騰となっています。

3月16日にブラジル中銀が政策金利を11.75%に引き上げたこともあり、レアルのスワップポイントも増えて、レバをかけない場合で約10%となっています。これで、スワポの年率換算の収益率でトップを続けてきたトルコリラに接近しています。為替で下げるばかりのリラの代替として選択したレアルですが、このところの上昇で含み益も大きく伸びています。

IG証券：ブラジルレアル/円

ブラジルレアル/円の買いを100,000通貨保有中です。

4月3日週のレアルの合計の利益は前週比で7,590円のプラスとなりました。12週連続で前週比プラスですが、さすがに伸びがなくなってきました。

週間のスワップポイントは爆増の合計4,790円となりました。1日あたりでは68円で、年換算の収益率は9.6%でした。火曜にスワポ増額となって約71.5円となったのですが、その後の年率はだいたい10%くらいです。

スワポの額はかなりいいのですが、取引できない時間がやけに長く流動性に問題ありかもしれません。また、かなり上げてそろそろ急落も想定されるので、レバ10倍でかなり資金が必要であるものの売りスワップが小額なSBIで売りを入れて両建ても検討しています。

週間スワップ推移

• 年率は証拠金額をもとに計算したもの（1日のスワップ×365日÷証拠金額：左）とレバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう、保有金額をもとにしたもの（1日のスワップ×365日÷終値÷10,000：右）を示しています。

週間運用成績(円)