政策金利据え置きで低迷　　インドルピーのスワップ成績（2月6日週）

インドルピーの推移と成績　

インド準備銀行は10日の金融政策委員会で政策金利を10会合連続で過去最低水準の4.0%に据え置くことを決定しています。また、11日発表の12月鉱工業生産指数は、前年同月比で予想 +1.3％のところ0.4%となりました。前月の1.4%からも低下しています。

2月6日のユーロ/インドルピーは高値を結んだ長期トレンドの上値抵抗ライン（赤点線）の上限に近い85.39で始まり、週前半は横ばいとなっていました。

政策金利の発表があった10日には抵抗を上抜いてユーロ高ルピー安が進み、86.19まで上昇して週の高値をつけましたが、85.46まで戻してクローズとなりました。13日週に入っても85ルピー台半ばで膠着しています。

1月末にユーロ高が急速に進んだのちはまったくいいところがなく、今回の金利据え置きでダブルパンチとなっています。ちょっと粘っていた対米ドルのルピーも下げています。

2月6日週の週末のインドルピーの運用全体の損益は、前週比で-53,907円の+691,031円でした。ルピー軟調が続いて利益が減少しています。

週間の合計のスワップ額は前週比+129円の16,790円で、年換算の収益率は62.4％となりました。

OANDA：米ドル/インドルピー

米ドル/インドルピーの売りを20,000通貨保有しています。

週間のスワップは増加して1,415円となり、1日平均も100円台をキープしています。収益率低いですが、他の国々が政策金利を引き上げるなかインドは据え置きを続けているので、まあ仕方ないところです。

合計の損益は前週比で2万6千円ほどのマイナスとなってしまいました。年初はプラス圏で推移していましたが、ルピー軟調でマイ転したまま浮上できずにいます。

週間スワップ推移

• 1日平均は10,000通貨の1日あたりのスワップポイントの金額です。
• 年率は証拠金額をもとに計算たもの（1日のスワップ×365日÷証拠金額：左）とレバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう保有金額をもとにしたもの（1日のスワップ×365日÷保有金額：右）とを示しています。保有金額は米ドル終値×10,000です。

週間運用成績(円)

iFOREX：ユーロ/インドルピー

ユーロ/インドルピーの売りは合計で150,000通貨を保有しています。

スワポは前週比で増加して週間の合計は15,375円となり、1日あたりでは146円となっています。このところは増加傾向が続いていて、数円ずつですが毎週ジワジワきています。

損益合計は前週比で27,845円のマイナスとなりました。前の週に大幅マイナスになったところからさらに評価損が増えていますが、マイナス幅は小さくなっています。

週間スワップ推移

• 1日平均は10,000通貨の1日あたりのスワップポイントの金額です。
• 証拠金に当てられるトレーディングチケットが25万円分あります。
• 年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額：左）
  比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう
  保有金額をもとにしたものも加えました（右）。保有金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)