月最終日にやや下落　メキシコペソのスワップ成績（4月25日週）

メキシコペソの推移と成績　

4月のメキシコペソ/円は横ばいで、4月1日は5.412で始まり、その後月末までほぼ5.4−5.8の間での膠着となりました。最終日の昨日は5.40を割って5.390まで少し下げて5.395で終了しました。コロナ後最も為替の値幅の小さい月だったのではないかと思います。

為替の動きはあまりありませんでしたが、スワップ運用には好都合でした。今年いっぱいこのまま膠着でも構いません。

月末は下向きな雰囲気で終わりましたが、月末の特有の動きで来月戻すのか、このまま下落するのかはよくわかりません。5.2近くまで下げれば買いで入りたいと思います。下げなければこのままスワップを積み上げます。

米ドル/メキシコペソは年末年始に20.0を挟んで上下していましたが、2月に長期の抵抗線を超えて上昇しました。3月に反転して下落に転じて、4月にはドル安ペソ高が進んで再び20.0を割ってきましたが、20.0以下を維持できませんでした。25日週は19.8で始まって20.2で終了しています。

週間のメキシコペソ運用の全体のスワップ額は、両建にしているランドの分も含めて、前週比+662円の3,706円でした。

評価損益と累計のスワップと確定損益を合計したペソ運用全体の利益は、前週比-179,017円の+1,800,253円となりました。

各通貨の比較

4月25日週の高金利通貨はまちまちでしたが全般好調でした。とくに人民元/円（CHNJPY）は高値を更新して16.89まで上昇しています。高値づかみしたポジションもプラスとなっています。

4月半ばまで下落していた対ユーロのロシアルーブル（EURRUB*）やインドルピー（EURINR*）とトルコリラ/円（TRYJPY）も回復して値を上げています。

南アフリカランド/円（ZARJPY）は高値で揉み合っていて、7.68のコロナ後高値をつけたものの横ばいが続いています。メキシコペソ/円（MXNJPY）は横ばいが続いていましたが、最後に少し下落しています。

• 保有中の通貨と注目の通貨の52週の値動きを示しています。
• * がついている通貨ペアは上下反転させています。

AXIORY：米ドル/メキシコペソ

米ドル/メキシコペソは、売りで80,000通貨を保有しています。ドルが強めで対ドルのペソの下落が比較的大きくなって、評価益が減少しました。少しマイナス幅が大きくなっています。

週間のスワップ額はほぼ変わらず、月間でも安定しています。1日あたり73円台で年率も50％超えを続けています。

週間スワップ推移

• 1日平均は10,000通貨あたりのスワップ額です。
• 年率は証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)と
  保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)で示しています。

週間運用成績(円)

メキシコペソ/円・南アフリカランド/円　両建てサヤ取り

メキシコペソ/円の買いと相関性の高い南アフリカランド/円の売りを建てると同時に、ペソ/円の売りとランド/円の買いを建てて、仮想ペソ/ランドの両建てサヤ取りを試みています。

だいたいペソとランドを4:3にすると金額が釣り合うので、ペソ/円の売りと買い400,000通貨とランド/円の売りと買い300,000通貨を1セットとしています。合計で3セットで運用する計画でしたが、差額が大きい口座が限られてきたので、2セットに減らそうかと思います。

ランドが上昇したので、LIGHT FXのランド/円の買いポジションをスワップ６倍デー後に決済しました。一方で、週末にむけてペソが下がってきたので、クリック365で売っていたペソ/円の売りポジションを20万通貨分決済しました。

スワップの合計はマイナスですが、みんなのFXのキャンペーンのランド/円のキャッシュバックを加味するとプラスになる計算です。4月で終了してしまうので今後どうするか検討しなければなりません。

もしかしたらペソとランドは下落気味なので、売りスワップがあまりつかない来週に売りポジションを増やすのもありかと思っています。スワップと売買の両方で収益を伸ばしていきたいと思います。

週間スワップ推移

週間運用成績(円)