円高一服でレアル/円は25円台回復  ブラジルレアルのスワップ成績(4月13日週)

ブラジルレアル

ブラジルレアルの推移

みなさんこんにちは。高金利通貨を長期保有することでスワップポイント狙いの運用をしています。ブラジル中銀は、利下げサイクルを終了し9月から政策金利を引き上げていて、3月の利上げで14.25%となっています。

パウエルFRB議長解任騒動でドル安円高が進み一時140円割れとなりましたが、トランプ米大統領が否定するコメントを出していったんは収まったようです。昨晩ベッセント米財務長官が日本に通貨目標を求めないと発言したこともあって、少し円安方向に動いてドル/円は143円台まで戻しています。

 

4月13日週のレアル/円は、24.468で始まり23.880まで下げますが、24.594まで戻して24.515でクローズとなりました。20日週も再度23円台に入って23.679の安値をつけていますが、反転して25.184まで上昇しています。

米関税の詳細発表後にレアル/円は下落し、昨年8月の安値の24.4を下限としたレンジを下に抜けています。円高もあって23円台に入りましたが、下ヒゲを出して反転上昇し25円台回復となっています。

 

 

IG証券:ブラジルレアル/円

ブラジルレアル/円を2021年8月から運用しています。元本20万円で開始し、最大で買いで120,000通貨保有していましたが、中銀が緩和に転換した時点で20,000通貨決済して、現在は100,000通貨保有としています。

4月13日週のレアル/円のスワップポイントは5,520円となりました。イースターの祭日でスワポの付与日数が1日増えたため、増額となっています。

合計の利益は前週比+4,620円とほぼ変わらずでした。

ドル/円140円割れで、いったんは円高が止まっています。日銀が利上げを急がず、米が円安是正を強く求めないなら、あまり円を買う理由もない気もしますが、今のところ特に大きな巻き戻しにもなっていませんね。

どこかで円安方向への巻き戻しもあるかとは思っていますが、それでもこの先米関税の影響でリセッションともなれば、新興国通貨は弱くなる可能性も高いので注意は欠かせません。

 

週間スワップ推移

  保有数 証拠金額 終値 スワポ合計 1日平均 年率
4/13週 買100,000 200,000円 24.22 5,520円 69.00円 125.9%/10.4%
4/6週 買100,000 200,000円 24.23 4,760円 68.00円 124.1%/10.2%
3/30週 買100,000 200,000円 24.89 4,750円 67.86円 123.8%/10.0%
3/23週 買100,000 200,000円 25.73 4,750円 67.86円 123.8%/9.6%
3/16週 買100,000 200,000円 25.84 4,750円 67.86円 123.8%/9.6%
  • 年率は証拠金額をもとに計算したもの(1日のスワップ×365日÷証拠金額:左)とレバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう、保有金額をもとにしたもの(1日のスワップ×365日÷終値÷10,000:右)を示しています。

 

週間運用成績(円)

  評価損益 累積スワポ 確定損益 損益合計 前週比
4/13週 395,400 966,018 83,760 1,445,178 +4,620
4/6週 396,300 960,498 83,760 1,440,558 -61,540
3/30週 462,600 955,738 83,760 1,502,098 -78,850
3/23週 546,200 950,988 83,760 1,580,948 -6,650
3/16週 557,600 946,238 83,760 1,587,598 +31,350

 

↓前週のブラジルレアルの成績↓

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