メキシコ1QGDPは前年比予想下ぶれ　　メキシコペソのスワップ成績（4月28日週）

みなさんこんにちは。9通貨（米ドル・ユーロ・メキシコペソ・トルコリラ・ブラジルレアル・インドルピー・ポーランドズロチ・チェココルナ・ハンガリーフォリント）でスワップポイント運用をしています。ハイレバで高収益を狙いつつ、動きの異なる通貨ペアに分散してリスク抑制を目指しています。

週初は4月26日の日銀の金融政策決定会合後の円安の流れが継続し、円安が進行してドル/円は160円台に到達しましたが、その後急落となっています。政府・日銀による大規模為替介入による円高と見られています。2日早朝にも再度為替介入があった模様です。

このため、高金利通貨も対円で大きく下落しましたが、保有していない南アランドが騰落率ではトップで、チェココルナ、メキシコペソ、ハンガリーフォリントが続いています。

先月の利益を引っ張った米ドルやインドルピーは介入の影響で大きく下げています。

4月28日週の9通貨の合計スワポ額は前週比で+622円の70,505円でした。円高が進んだところで少しトルコリラ/円をポジったこともあり、1日1万円で週7万円の目標を超えました。

4月30日発表のメキシコの第1四半期のGDP速報値は前年同期比で予想2.1%のところ1.6%と下ぶれし、前回の2.4%からも減速しています。前期比では予想0%のところ0.2%となり、前回の0.1%を上回っています。

4月28日週のメキシコペソ/円は9.207で始まり週初に9.328の高値をつけましたが、8.971まで下落し、9.015でクローズとなりました。

4月9日に9.340の高値をつけたのち急落しましたが、かなり長い下ヒゲが出て、ほとんど戻しています。その後は再度下落となっていて、念のためダブルトップには注意したいところです。

4月28日週の米ドル/メキシコペソは17.156で始まり17.246まで上昇しましたが、ドル安ペソ高となって16.829まで下落し、16.973でクローズとなりました。

ドル/ペソは4月後半に大きく上昇しましたが、今週はドル安ペソ高で17.0を下回ってきました。

米ドル/メキシコペソの売りを80,000通貨保有しています。

週間のスワップポイントは6,224円と前週比で変わらずでした。

合計の損益は前週比で+15,159円と増加しました。

為替介入が入りましたが、どちらかというとドル安が効いてプラスに働いた印象です。クロス円以外の通貨ペアでの分散がうまくいっています。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨あたりのスワップポイントの額です。
年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)