ウクライナ情勢でルーブル乱高下　　ロシアルーブルのスワップ成績（1月23日週）

ロシアルーブルの推移と成績　

1月23日週に入ってもウクライナ情勢をめぐる緊張は続いていて、すでに大きくユーロ安ルーブル高が進んでいたユーロ/ルーブルは、週初の88.02からさらに上昇して90.0も上抜けし、26日には一時90.63をつけています。週後半は反落して週初よりルーブル高の87.16でクローズとなりました。上昇トレンド（青）の上限を突破して急騰しましたが、大きく戻して乱高下の１週間となっています。

ウクライナ情勢をめぐっては1月28日にロシアのプーチン大統領とフランスのマクロン大統領が電話で会談し、来週にはイギリスのジョンソン首相もプーチン大統領と電話会談すると報道されています。また、ロシア、ウクライナ、ドイツ、フランスの4カ国協議も予定され、解決へ向け外交的な努力が続けられています。

1月23日週のルーブル運用の合計の損益は、前週比+200,340円の+945,907円でした。ウクライナ情勢の悪化でルーブルの下落が続いていましたが、ロシアと各国の協議のニュースも出て、少し回復しました。

週間のスワップ額は前週比で+7,342円の合計52,910円となりました。

あまり市場の状況は良くない感じの１週間でしたが、運用はそこそこ順調です。

AXIORY：ユーロ/ロシアルーブル

ユーロ/ルーブルの売りを70,000通貨保有しています。

週間の合計のスワップは前週比で増加して12,390円となりました。10,000通貨あたりの1日の額も増加して252円となっています。

為替はルーブル安で6週続けて前週比マイナスとなってましたが、久しぶりにプラスとなり損失が10万円ほど減少しました。いまだウクライナをめぐる緊張は続いていて気を抜けません。

週間スワップ推移

週間運用成績(円)

IG証券：ロシアルーブル３すくみ

ルーブル/円の売り・ユーロ/ルーブルの売り・ユーロ/円の買いの３すくみで運用しています。それぞれの価値がだいたい同じになるように800,000通貨、10,000通貨、10,000通貨で1セットとして、12セット保有していましたが、少し売買もして利益増を狙っています。

現在13セット目を追加中でしたが、ルーブルが下落したところで欲望に負けて利益の出ていたルーブル/円の売りを決済してしまいました。この決済で40,000円の確定益となりました。為替でルーブルが少し戻して含み損も減り、先週失った分をほぼ回復しました。

ルーブル/円の売りポジションを増やさないとならないのですが、IG証券でルーブルがらみの新規ポジションの必要証拠金が引き上げられて、ポジションを取りづらくなってしまいました。（かがやさん、情報ありがとうございます。＊新規でポジションを取ろうとしている方はご注意ください＊）

スワポは1日あたりでは494円と500円に近づいてきました。年率でも90%にのせています。累計では117万に達しています。

週間スワップ成績

週間運用成績(円)

バランスよく保有しておけば、ほぼ為替変動の影響を受けずにスワップを稼げますが、スプレッドが広いので最初に大きくマイナスとなります（時価：うまくいって1セットあたり9,500円くらいで、スワポで取り返すのにだいたいひと月かかります）。また、ルーブルの取引時間が短いのにも注意が必要です。