指標悪化で週後半に失速　　インドルピーのスワップ成績（1月9日週）

インドルピーの推移と成績　

ユーロ/インドルピーは12月16日の高値86.42から順調に下げて、1月9日週は10日に83.57の週の安値をつけましたが、その後ユーロ高ルピー安となって85.02まで押し戻されています。11月24日につけた昨年の最安値の83.29を試すことなく上昇に転じています。

12日発表の11月鉱工業生産は前年比で予想2.8%のところ1.4%となり、前回の4.0%からも大きく低下しています。同日発表の12月消費者物価指数は前年比で予想5.80%より低い5.59%となりましたが、前回の4.91％よりは上昇しています。インフレは進んでいますが、比較的緩い上昇となっているようです。

 

1月9日週の週末のインドルピーの運用全体の損益は、前週比で-149,210円の+897,206円でした。対ユーロでルピーがかなり弱くなりました。

週間の合計のスワップ額は前週比+180円の16,405円で、年換算の収益率は60.9％となりました。

 

OANDA：米ドル/インドルピー

米ドル/インドルピーの売りを20,000通貨保有しています。

週間のスワップは減少して1,405円となりましたが、1日平均は100円台継続中です。ちょっと少なめですが、コツコツ行きます。

合計の損益は前週比3,837円増加で、プラス圏を維持しています。対ユーロでルピーは弱かったのですが、対ドルではドル安に救われています。

週間スワップ推移

• 1日平均は10,000通貨の1日あたりのスワップポイントの金額です。
• 年率は証拠金額をもとに計算たもの（1日のスワップ×365日÷証拠金額：左）とレバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう保有金額をもとにしたもの（1日のスワップ×365日÷保有金額：右）とを示しています。保有金額は米ドル終値×10,000です。

週間運用成績(円)

iFOREX：ユーロ/インドルピー

ユーロ/インドルピーの売りは合計で150,000通貨を保有しています。

スワポは前週比で増加して週間の合計は15,000円となり、1日あたりでは142円となっています。長期安定していて、合計では100万円を超えて順調に積み上がっています。

損益合計は前週比で-16万円あまりと大幅に減少してしまいました。評価損益のプラ転が見えてきていたところでしたが、再び遠ざかりました。

週間スワップ推移

• 1日平均は10,000通貨の1日あたりのスワップポイントの金額です。
• 証拠金に当てられるトレーディングチケットが25万円分あります。
• 年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額：左）
  比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう
  保有金額をもとにしたものも加えました（右）。保有金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)