上値が重い展開　　メキシコペソのスワップ成績（1月9日週）

メキシコペソの推移と成績　

メキシコペソ/円は1月5日に5.69のコロナ後の高値をつけたのち、次第に上値を切り下げる展開となっています。1月9日週は10日につけた高値の5.68から14日には5.59まで下落しています。7月と10月の高値を結んだ抵抗線で上値を押さえられたかたちになっています。

メキシコペソ/円は両建てにしているので下がれば売りを決済する予定です。

米ドル/メキシコペソは11月末の調整でつけた22.15の高値から米ドル安ペソ高となっていて、上昇トレンドの下値支持線（赤点線）を割ってきています。

1月9日週もペソ高で20.38の始値から20.28まで下落しています。対円では上値が重い展開となっていますが、対ドルではドル安もあってペソ高継続となっています。だんだん20.0に近づいてきました。

週間のメキシコペソ運用の全体のスワップ額は、両建にしているランドの分も含めて、前週比-5,133円の7,116円でした。売りポジションを増やした分スワップが減りました。

評価損益と累計のスワップと確定損益を合計したペソ運用全体の損益は、前週比+27,649円の+2,732,544円となりました。ぼちぼち利益が伸びています。

AXIORY：米ドル/メキシコペソ

米ドル/メキシコペソは、売りで80,000通貨を保有しています。

週間の損益は前週比で3万円あまりのプラスとなり、7週続けて上昇となっています。

週間のスワップ額は少し減少して6千円台に戻ってしまいました。

週間スワップ推移

• 1日平均は10,000通貨あたりのスワップ額です。
• 年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)

メキシコペソ/円・南アフリカランド/円　両建てサヤ取り

メキシコペソ/円の買いと相関性の高い（ように見えた）南アフリカランド/円の売りを建てると同時に、ペソ/円の売りとランド/円の買いを建てて、為替変動の影響を抑えてスワップを稼ごうと仮想ペソ/ランドの両建てサヤ取りを試みています。実際は収益率の低さに耐えられず売買を繰り返し、利益の大部分は為替差益でほとんど裁量取引となっています。

ペソ/ランド（MXNZAR：黒）はコロナ前の2020年初めから見ると、だいたい±10%に収まるレンジ内の動きとなっています。コロナショックの2020年3月も一方向に動いていますが、ランド/円やペソ/円と比較して値幅は限定的です。

上に行ったらペソ買いランド売りのポジションを利確し、下に行ったらペソ売りランド買いのポジションを利確するというのを繰り返せば、ランドやペソを買い持ちだけにした場合より安定した運用ができるのではないかと思います。

だいたいペソとランドを4:3にすると金額が釣り合うので、ペソ/円の売りと買い400,000通貨ずつとランド/円の売りと買い300,000通貨ずつを1セットとして、2セット分建てて運用していました。現在は、1セットにして残りを普通の両建てとしています。

普通の両建てでは、買いポジは持ちっぱなしでスワップをもらい、上昇したところで売りポジを建てて、下落したら決済して、実質戻り売りのようなかたちで取引きできないかと考えています。

南アフリカランドが上昇したところで売りを入れて、売り買い同数となりました。高いところでうまく売りポジションをとったので、利益が伸びるかと思っていましたが、まさかのマイナスでした。

みんなのFXでスワップNo1キャンペーンの第11弾が始まったので、ランドの買いポジションもいったん決済して再度新たにポジションをとりました。

このところサヤが縮まってきて両建てではスワポにあまり期待できませんが、ゆっくりと売買を繰り返して、為替差益もとっていきたいと思います。

週間スワップ推移

週間運用成績(円)