ルピー高も小動き　　インドルピーのスワップ成績（10月24日週）

インドルピー

2021.11.01

10月24日週のユーロ/インドルピーは87.15で始まって、87.45までユーロ高ルピー安が進みましたが、その後は87.0を挟んだ横ばいとなりました。金曜日のクローズに向けて86.46までルピー高となって86.57で終了しました。週間ではルピー高でしたが、変動幅は小さくなっています。

10月に長期の下降トレンドの上値抵抗線を超えましたが、今度はその抵抗線が下値となるパターンにも見えます。このまま3月の安値の85.19に向かって下げる動きになるかに注目しています。

年初来の高金利7通貨の対円での騰落を見ると、トップはルーブルでその次は人民元です。先週のペソとランドの下落で、ルピーは３番目になっています。ボラ小さめでまあまあのパフォーマンスです。

トルコリラ以外はプラスなので、年初に始めていればどの通貨を選んでもスワポ分以上の利益が出ているはずです。

10月24日週の週末のインドルピーの運用全体の損益は、前週比で-3,926円の+136,169円でした。前週からほぼ変わらずです。

週間の合計のスワップ額は前週比-113円の14,622円と減少してしまいました。年換算の収益率は52.4％となりました。

米ドル/インドルピーの売りと米ドル/デンマーククローネの買いの組み合わせで運用しています。

為替は前週比で8,000円あまりのプラスとなって、10月のここまでの含み損の増加分ををいくらか取り返しました。

スワップは米ドル/デンマーククローネのマイナススワップが増えて、合計では657円まで減少し、1日あたりでは93円台になってしまいました。

週間スワップ推移

週間運用成績(円)

ユーロ/インドルピーの売りは合計で150,000通貨を保有しています。

スワップはわずかに減少して14,000円を割りましたが、これまでの平均と比較するとだいぶいい額です。また、運用開始以来の累積のスワップ額が100万円を超えています。

為替では週間で含み損が増加しましたが、損益の合計はどうにかプラス圏で推移しています。先週のユーロ/インドルピーは週末に向けてルピー高が進みましたが、iFOREXでは取引時間が短いので、ルピーが上げた分が先週の成績に反映されず、前週比マイナスです。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨の1日あたりのスワップ額です。
証拠金に当てられるトレーディングチケットが25万円分あります。
年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額：左）
比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう
保有金額をもとにしたものも加えました（右）。保有金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)