ルピー高のままGDP発表待ち　インドルピーのスワップ成績（8月22日週）

インドルピー

2021.08.30

8月22日週のユーロ/インドルピーは週前半にルピー安（上に行くほどルピー安）となりましたが、後半回復して一時はトレンドラインの下限を割って86.50まで下落しました。このまま下放れを期待しましたが、戻して86.82で終了しています。

ゆっくりですが、順調に3月安値に近づいています。

明日の8月31日にはインド4〜6期実質GDPの発表があります。1〜3月期は前年比予想+1.0％で結果+1.6％と良好でしたが、今回は予想+21.1％となっています。数値が大きくなっていますが、これは前年同期が-18.0％だった反動だと思われます。

8月22週の週末のインドルピーの運用全体の損益は、前週比で+49,094円の+165,040円となりました。

週間の合計のスワップ額は前週比+75円の13,828円でした。年換算の収益率は49.6％となり、50％割れ継続中です。

8月22日週の高金利通貨は全般上昇でしたが、南アフリカランド（青）、メキシコペソ（黄）、ブラジルレアル（緑）は前の週の大幅下落の反発という形です。

インドルピー（橙）トルコリラ（水）人民元（桃）は下落ほとんどなしで上昇しています。全上げで利益もかなり伸びています。

米ドル/インドルピーの売りと米ドル/デンマーククローネの買いの組み合わせで運用しています。

スワップは変化なく1日あたり87円でした。ここ3週は90円割れとなっています。

ドルが弱くルピーもクローネも上昇し、為替はほとんど変わらずでした。

週間スワップ推移

週間運用成績(円)

ユーロ/インドルピーの売りは合計で150,000通貨を保有しています。

ルピーはユーロに対して上昇傾向で、４週続けて含み損が減少しています。プラ転した後、順調に合計の利益を伸ばしています。

スワップ額はわずかに増加して1日あたり125.85円となりました。年換算の収益率は57.4%でした。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨の1日あたりのスワップ額です。
証拠金に当てられるトレーディングチケットが25万円分あります。
年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額：左）
比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう
保有金額をもとにしたものも加えました（右）。保有金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)