軟調もいくらか戻す　メキシコペソのスワップ成績（8月22日週）

メキシコペソの推移と成績　

メキシコペソ/円は軟調で前の週の週末に大きく下落して終わっていましたが、8月22日週は週初の5.38からは回復基調で、週末の終値の5.44まで上昇しています。それでも割ってしまった長期の支持線の下なので、楽観はできないかと思います。

5ヶ月ごとにレンジを切り上げるというパターンが続くかが試される時期がきました。予想では9月はじめ頃までに赤矢印のように5.7あたりまで行くと踏んでいましたが、なんとも弱々しく怪しい雰囲気となっています。

対ドルのメキシコペソは長期の三角保ち合いとなっていて、上限で張り付いた動きとなりました。週初の20.39よりはドル安ペソ高（下に行くほどペソ高）となって、20.18で終了しました。

どうにか20.0を割るくらいまでは戻してもらいたいところです。

週間のメキシコペソ運用の全体のスワップ額は、両建にしているランドの分も含めて、前週比+1,592円の+6,819円でした。

評価損益と累計のスワップと確定損益を合計したペソ運用全体の損益は、前週の大幅減少から戻して前週比+159,393円の+2,077,767円と200万円台を回復しました。

各通貨の比較

8月22日週の高金利通貨は軒並み上昇しました。とくに前週まで軟調だった南アフリカランド/円（ZAR/JPY）とブラジルレアル/円（BRL/JPY）が急上昇しました。メキシコペソ/円（MXN/JPY）はイマイチ鈍いです。

トルコリラ/円（TRY/JPY）もめずらしく堅調でした。

対ユーロでインドルピー（EUR/INR）が上昇してルピー運用全体でプラ転しました。これで保有しているどの通貨も運用の損益の合計がプラスとなっています。

• 保有中の通貨と注目の通貨の52週の値動きを示しています。
• ユーロとの通貨ペアは上下反転させています。

AXIORY：米ドル/メキシコペソ

米ドル/メキシコペソは、売りで80,000通貨を保有しています。

8月22日週は週末に戻して週間では9万７千円あまりのプラスとなりましたが、前の週の損失を取り返せませんでした。

週間の合計スワップ額はいくらか増えて、5,000円まであともう一歩となりました。

週間スワップ推移

• 1日平均は10,000通貨あたりのスワップ額です。
• 年率は証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)と
  保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)で示しています。

週間運用成績(円)

メキシコペソ/円・南アフリカランド/円　両建てサヤ取り

メキシコペソ/円の買いと相関性の高い（ように見えた）南アフリカランド/円の売りを建てると同時に、ペソ/円の売りとランド/円の買いを建てて、仮想ペソ/ランドの両建てサヤ取りを試みています。

だいたいペソとランドを4:3にすると金額が釣り合うので、ペソ/円の売りと買い400,000通貨ずつとランド/円の売りと買い300,000通貨ずつを1セットとして、2セット建てていましたが、ランド急落で売りポジを200,000通貨分利確しています。

売りポジが減ったため、合計のスワップ額は増加しました。週間の合計で1,827円でした。売りポジを減らした分増加です。

先週（8月15日週）のみんなのFXのキャンペーンのスワップ上乗せ額は1,344でした。まあまあの収益となっています。9月以降もスワップNo.1チャレンジキャンペーン第9弾が実施されるようなので、サヤ取り継続予定です。

 

週間スワップ推移

両建てで為替の影響を受けないでスワップを稼ぐつもりなのですが、ランドがあまりに下がったので、売りポジションを利確しました。欲を出して、ペソの買いポジを増やしました。

結果、6万円あまりの利益が出ました。累積スワップは差し引きマイナスだし、両建てサヤ取りといいながら利益は為替差益で、ただのスイングトレードとなっています。

週間運用成績(円)