右肩下がりで調整中　メキシコペソのスワップ成績（7月18日週）

メキシコペソの推移と成績　

メキシコペソ/円は週初の5.53が高値で、火曜日には5.42まで下落しましたが、週末には再び5.53まで上昇したものの5.49で終了しています。7月2日のコロナ後の最高値の5.62から右肩下がりで調整となっています。

まだ長期のレンジの中での動きとなっていて、5.5を挟んで横ばいを予想していますが、下値の支持線を割る可能性もあるので様子見します。5ヶ月くらい横ばいの後水準を上げるパターンできているので、割らなければ8月末頃に一段上昇と見ています。

 

米ドル/メキシコペソは少しドル高・ペソ安となって20.0を超えてきましたが、大きな動きとはなっていません。1月のコロナ後最安値の19.54を割ることができずにいますが、一方で上昇してもすぐに下げます。ドルが比較的に強く、綱引きとなって膠着気味のようです。これから夏枯れで要警戒ですが、このまま横ばい希望です。

 

週間のメキシコペソ運用の全体のスワップ額は、両建にしているランドの分も含めて、前週比+6,297円の+2,463円でした。やっとポジション整理が進み、合計のスワップがプラスとなりました。

評価損益と累計のスワップと確定損益を合計したペソ運用全体の利益は、前週比+26,334円の+2,037,773円でした。

ペソ安の局面で売りポジションを処分してスワップも為替もプラスとなっています。

 

各通貨の比較

7月18日週の高金利通貨は週後半に反発の動きとなりました。

南アフリカランド/円（ZAR/JPY）だけは6月からの下げを続けています。

メキシコペソ/円（MXN/JPY）は反発はしたものの週初のレベルを取り戻せず、週間ではわずかにマイナスとなりました。

人民元/円（CHN/JPY）トルコリラ/円（TRY/JPY）ブラジルレアル/円（BRL/JPY）は揃って上昇しています。

対ユーロのロシアルーブル（EUR/RUB）やインドルピー（EUR/INR）は、ユーロが下げたこともあって、それぞれユーロ高、ルピー高となりました。

上位の通貨ペアは下落傾向で、下位の通貨ペアは上向きのように見えます。下の方を這っている通貨ペアの回復を期待です。

 

• 保有中の通貨と注目の通貨の52週の値動きを示しています。
• ユーロとの通貨ペアは上下反転させています。

AXIORY：米ドル/メキシコペソ

米ドル/メキシコペソは、売りで80,000通貨を保有しています。

3週連続のドル高/ペソ安で、7月に入ってから含み益を少しずつ削っています。評価益も+200万円超から減少傾向です。

一方で、週間の合計スワップ額は大幅増加の6,500円越えとなりました。6月末にメキシコが政策金利を引き上げたのちもスワップが低迷していましたが、やっと少し増えました。

週間スワップ推移

• 1日平均は10,000通貨あたりのスワップ額です。
• 年率は証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)と
  保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)で示しています。

週間運用成績(円)

メキシコペソ/円・南アフリカランド/円　両建てサヤ取り

メキシコペソ/円の買いと相関性の高い（ように見えた）南アフリカランド/円の売りを建てると同時に、ペソ/円の売りとランド/円の買いを建てて、仮想ペソ/ランドの両建てサヤ取りを試みています。

だいたいペソとランドを4:3にすると金額が釣り合うので、ペソ/円の売りと買い400,000通貨ずつとランド/円の売りと買い300,000通貨ずつを1セットとして、2セット建てる計画です。

やっとポジションの整理が進み、ペソ/円は買い800,000・売り500,000、ランド/円は買い600,000・売り500,000とだいぶバランスが取れてきました。ポジション整理の過程で、10万円ほどの確定益が出ています。買いは計画の数量を建てることができたので、機会を見て売りを入れて売り買い同数にできればと思います。

スワップはまだマイナスですが、売りポジションをかなり決済したので、来週からはプラスとなるはずです。

週間スワップ推移

週間運用成績(円)