リスクオフでも堅調　インドルピーのスワップ成績（7月11日週）

インドルピー

2021.07.20

7月11日週（紫帯）のユーロ/インドルピーは堅調で、6月17日の安値の87.87を割ってユーロ安・ルピー高が進み、87.75をつけています。前の週の週末に上値の抵抗線（青）を超えてしまっていましたが、レンジの中に戻しています。どうにか88を下回って87.98で週を終えています。

18日週に入ってからはリスクオフとなって、ユーロ高・ルピー安となりましたが、すぐに88割れまで戻しています。高金利通貨は下げ気味ですが、ユーロも同時に下げているので、動きは小さくなっています。下値も支持線（黒）を割れずにいるので、線に沿って横ばいを予想しています。

インドルピーの運用全体の先週末時点の損益は、前週比で+106,241円の-253,048円となりました。週間の合計のスワップ額は前週比-337円の13,997円で、年換算の収益率は50.2％でした。

7月11日週（紫帯）の高金利通貨は全般下落気味で、週が明けた19日もほとんどの通貨ペアが大きく下落しています。

南アランドもメキシコペソも下落が進んでいます。一方で、対ユーロのインドルピーは堅調でリスクオフにもあまり動じません。トルコリラもすでに大きく下げていたためか、なかなか頑張っています。

ブラジルレアルが暴落しているので、いいところでポジションを持ちたいと考えています。

うまく分散すれば、為替の影響を抑えつつスワップを積み上げてくことができると思います。

米ドル/インドルピーの売りと米ドル/デンマーククローネの買いの組み合わせで運用しています。

含み損は前週と比較してわずかに減少していますが、週替わりでプラスとマイナスを繰り返していて、横ばいが続いているのが分かります。

スワップもほとんど変わりませんが、1日あたり90円台となっていて、少しずつ減ってきているようです。

週間スワップ推移

週間運用成績(円)

ユーロ/インドルピーの売りは合計で150,000通貨を保有しています。

ルピー高となり評価損が減り、-100万を切ってきました。損失も前週比で10万円弱減少しています。もう少しルピー高が続いて欲しいところです。

スワップ額は1日あたり127円に減少してしまいましたが、安定して積み上がって80万円を超えています。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨の1日あたりのスワップ額です。
証拠金に当てられるトレーディングチケットが25万円分あります。
年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額：左）
比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう
保有金額をもとにしたものも加えました（右）。保有金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)