堅調で5.4越え　メキシコペソのスワップ成績（3月28日週）

メキシコペソの推移と成績　

3月28日週のメキシコペソ/円は堅調で、週初の5.32から5.45まで約2.25％上昇しました。その前の週のトルコリラのクラッシュにつられ安したところから急騰しています。

レンジ内で動くと予想していたのですが、上値の抵抗線を突破してコロナ後の高値をつけています。ちょうど1年くらい前の昨年4月に底を打って、その後はよく戻しています。

11月くらいからはちょっと頭が重く、行ったり来たりの横ばいだったのですが、年度替わりの前後で流れが変わったようです。円安が効いているようですが、金利が高い方に投資の資金が流れているようだと、今後も高金利通貨にとっては有利な状況が続くかも知れません。

3月28日週の米ドル/メキシコペソは20.60で始まり、20.30でクローズしました。一時は20.27まで下落しています。（下に行くほどペソ高）ただ、20.3を割ったあたりで抵抗にあっているようで、ペソは値を伸ばせていません。米ドル高も一休みしているので、来週には下放れて前回安値を目指して欲しいです。

週間のメキシコペソ運用の全体のスワップ額は、両建にしているランドの分も含めて、前週比+2,839円の7,624円でした。スワップサヤ取りで買いポジを先に入れたので、金額が増えました。

評価損益と累計のスワップと確定損益を合計したペソ運用全体の利益は、前週比+186,231円の+1,705,646円となり、大幅に増加しています。

各通貨の比較

3月28日週は、高金利６通貨の動きがまちまちとなりました。前週後半からの好調を継続して南アフリカランド/円（ZARJPY）やメキシコペソ/円（MXNJPY）は大きく上昇しています。

トルコリラ/円（TRYJPY）はだいぶ厳しい下落でしたが、どうにか下げ止まって小幅反発となっています。

一方では、ユーロが強めで対ユーロのロシアルーブル（EURRUB*）やインドルピー（EURINR*）はさえない動きとなっています。だいぶリスクオンの雰囲気なのによくわからない動きですが、異なる動きをするのも分散の重要な要素なので、仕方ないかとも思います。

前週までまったくやる気のなかったポーランドズロチ（EURPLN*）も反転しています。IG証券で対ユーロの売りスワップがプラスになったのも嬉しいです。

• 保有中の通貨と注目の通貨の52週の値動きを示しています。
• * がついている通貨ペアは上下反転させています。

AXIORY：米ドル/メキシコペソ

米ドル/メキシコペソは、売りで80,000通貨を保有しています。ドル安ペソ高で利益が伸びています。

スワップは合計で再び4000円に乗せてきました。1日あたり70円台で年率50％も維持していて、好調です。

週間スワップ推移

• 1日平均は10,000通貨あたりのスワップ額です。
• 年率は証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)と
  保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)で示しています。

週間運用成績(円)

メキシコペソ/円・南アフリカランド/円　両建てサヤ取り

セントラル短資でメキシコペソ/円の買いと相関性の高い南アフリカランド/円の売りを建て、さらにFXプライムとみんなのFXでペソ/円の売りとランド/円の買いを建てて、仮想ペソ/ランドの両建てサヤ取りを試みています。

だいたいペソとランドを4:3にすると金額が釣り合うので、ペソを売りと買いそれぞれ400,000通貨、ランドを売りと買いそれぞれ300,000通貨を1セットとしています。

差し当たり2セットで運用する計画でしたが、ペソ/円の取り扱いを始めたDMMが10万通貨あたり100円のスワップをつけていて、差額を取れそうなのでもう1セット増やすことにしました。期間は短いかも知れませんが、ペソ買いランド売りで差し引きプラスのスワップになる業者はほとんどないので、とりあえずポジションをとっています。相方のランド買いペソ売りには、最もスワップ額の差が大きいGMOのクリック365を選びました。

少しランド/円のスワップが上昇して、サヤの幅が広がってきたので利益を伸ばせています。また、現在は売りのポジションが少ないですが、両通貨ペアとも上昇してきたので、さらに売りをいれる予定です。

また、みんなのFXではスワップNo1チャレンジキャンペーン中なので、実質スワップはもう少し高くなりそうです。とくにランドのスワップ額を増やす業者が増えてきたので、来週のキャッシュバックの金額がどうなるか楽しみです。

ポジションが増えすぎてややこしくなってきて、どうなっているかよくわからなくなっていますが、それなりに利益は出ているようです。

週間スワップ推移

週間運用成績(円)