政策金利を5.75%に据え置き　　ポーランドズロチのスワップ成績（1月26日週）

チェココルナ

2025.02.07

みなさんこんにちは。高金利通貨の長期保有でスワップ狙いの運用をしています。中欧通貨のポーランドズロチとチェココルナは対ユーロでとくに変動が小さく、新興国の高金利通貨と比較してかなり安定しています。

ポーランドは23年11月に利下げをいったん停止し、一方でユーロ圏利下げサイクル入りとなって、スワポも増加に転じています。

ポーランド国立銀行は2月5日に政策金利を4.75％に据え置くことを決定しています。グラピンスキ総裁は2025年中の利下げの兆候は見られないと述べたようで、当分は据え置きが続きそうです。

1月26日週のユーロ/ズロチは4.215で始まり、週半ばに4.198まで下落しますが、週末に向け4.227の高値をつけ、前週末と変わらずの4.213でクローズとなりました。2月2日週はズロチ高が進み一時4.187まで下げています。

ユーロ/ズロチは1年ほど続いたレンジを下抜けし、さらにユーロ安ズロチ高が進み2018年4月以来の安値4.187をつけています。

Axioryでユーロ/ズロチの売りを100,000通貨保有としていましたが、上昇したので20,000通貨追加して120,000通貨としています。変動を抑えるため、いくらか逆相関の傾向があるユーロ/米ドルの売りポジ80,000通貨と組み合わせています。

1月26日週の合計のスワポ額は7,948円と減少しましたが、8,000円前後でまあまあ落ち着いています。

利益の合計は前週比+120,553円となりました。

ユーロ/ズロチは週間ややマイナスでしたが、ユーロ/ドルの含み益が増加しています。うまくバランス取りながら利益が伸びています。

ドル/円で爆損被っているなかで、安定した利益が出ていて癒されます。円が絡まない通貨ペアでの分散が重要ですね。

週間スワップ推移

年率は実際にこの運用で入れている額をもとにした証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷10000 通貨あたりの証拠金：左)とレバレッジをかけていない場合の保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷ユーロ円終値÷10,000：右)で示しています。

週間運用成績(円)

　↓前週のポーランドズロチの成績↓

　↓翌週のポーランドズロチの成績↓　　

AXIORYでユーロ/チェココルナの売り170,000通貨保有していましたが、スワポがマイナスとなったので決済しました。

スワポがプラスのiFOREXに引越して130,000通貨保有としていましたが、24年末に損出しで50,000通貨決済し、60,000通貨ポジっています。

チェコ国立銀行は2月6日に政策金利を0.25%引き下げ、3.75%としています。前回12月はいったん休止でしたが、利下げ再開となっています。

同日発表の1月の消費者物価指数は、前年比で予想2.6%のところ2.8%となりましたが、前回の3.0%からは減速しています。前月比では予想1.1%のところ1.3%となり、前回の-0.3%を上回りました。インフレはやや加速の中での利下げ決定ですね。

1月26日週のスワポの合計額は8,540円となり、少しずつ伸びています。

損益の合計は前週比で-86,774円となりました。

合計損益がプラスとマイナスを行ったり来たりです。うまく売買して確定損を減らしたいと思ってタイミングを見ていますが、うまく決済できないでいます。

週間スワップ推移

年率は実際にこの運用で入れている額をもとにした証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷10000 通貨あたりの証拠金：左)とレバレッジをかけていない場合の保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷ユーロ円終値÷10,000：右)で示しています。

週間運用成績(円)