過去最安値更新で為替介入も通貨安止まらず　　ブラジルレアルのスワップ成績（12月8日週）

みなさんこんにちは。高金利通貨を長期保有することでスワップポイント狙いの運用をしています。

ブラジルは利下げサイクルを終了し、9月から政策金利を引き上げて12.25%としています。インフレ警戒で14.25%まで引き上げ予想となっていて、スワポ運用には追い風と思われます。

一方で、通貨レアルは12月16日に対ドルで過去最安値を更新し、中銀がドル売り介入を実施しています。財政悪化懸念に加えて、ルラ大統領が金利高を批判したことなどが要因のようです。

12月8日週のレアル/円は、24.631で始まり24.465の安値をつけたのち、上昇に転じ25.912をつけ、25.428で週を終えています。15日週はレアル安で24.858まで下落しています。

レアル/円は8月の安値の24.5近辺で反転上昇かと思いましたが、利上げしたところで上げ止まって再度下落となっています。

ブラジルレアル/円を2021年8月から運用しています。元本20万円で開始し、最大で買いを120,000通貨保有していましたが、中銀が緩和に転換した時点で20,000通貨決済して、現在は100,000通貨保有としています。

12月8日週のレアル/円のスワップポイントは5,040円と前週と同額でした。

合計の利益は前週比で+84,840円となりました。

週間プラスとなりましたが、11月に大きく利益を減らした分を取り戻せていません。残念ながら利上げも介入もあまり効いていないようですね。

週間スワップ推移

年率は証拠金額をもとに計算したもの（1日のスワップ×365日÷証拠金額：左）とレバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう、保有金額をもとにしたもの（1日のスワップ×365日÷終値÷10,000：右）を示しています。

週間運用成績(円)