年初来最弱が続く　ブラジルレアルのスワップ成績（7月21日週）

みなさんこんにちは。高金利通貨を長期保有することでスワップポイント狙いの運用をしています。

ブラジルの政策金利は10.50%となっていて、トルコやメキシコに次ぐ高さです。ブラジル中銀は利下げを続けていましたが、6月には金融緩和サイクルをいったん中断しています。政策金利が維持されれば、スワポもそこそこいい額が続くのではないかと見込んでいます。

一方で、通貨レアルは直近で大きく下落し、保有通貨の年初来の対円騰落では最下位となっていて、メキシコペソ、トルコリラとともにマイナス圏に沈んでいます。このところは、どの通貨で運用するかの選択がかなり難しくなっている印象です。

7月21日週のレアル/円は28.149で始まり週初に28.429まで上昇しましたが、その後は下落となって26.835まで下落し27.182で週を終えています。7月28日週も27円台前半で低迷しています。

レアル/円は長期間レンジで推移していましたが、7月始めに下限（黒点線）を下抜けました。30円台に戻ったので、様子見と思ったところで介入にやられました。

ブラジルレアル/円は2021年8月から運用しています。元本20万円で開始し、最大で買いを120,000通貨保有していましたが、中銀が緩和に転換した時点で20,000通貨決済して、現在は100,000通貨保有としています。

7月21日週のレアル/円のスワップポイントは5,170円と変わらずでした。年率は上昇して2桁に乗せています。

合計の利益は前週比で-87,030円となりました。

完全に逃げ遅れましたが、スワポをもらいながら少しでも上げたところでポジションを減らしたいと思います。日銀通過で戻りを期待です。

週間スワップ推移

年率は証拠金額をもとに計算したもの（1日のスワップ×365日÷証拠金額：左）とレバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう、保有金額をもとにしたもの（1日のスワップ×365日÷終値÷10,000：右）を示しています。

週間運用成績(円)