ブラジル中銀がハト派でも30.0超え　ブラジルレアルのスワップ成績（6月18日週）

みなさんこんにちは。高金利通貨を長期保有することでスワップポイント狙いの運用をしています。ブラジルは13.75%の高金利で、ブラジルレアル/円も高スワポとなっていますが、引き締めは終盤にきている雰囲気です。

ブラジル中央銀行は6月21日の金融政策委員会で政策金利を13.75%に据え置くことを決定しています。７会合連続の据え置きで、8人の委員の全員一致で決定されています。また、声明では今後の利上げの可能性に関する部分が削除されたようです。

6月18日週のレアル/円は29.419で始まり、週初に29.337の安値をつけたのちは大きく上昇となり、30.0を突破し30.163の週の高値をつけ、30.039でクローズとなりました。25日週も上昇が続き一時30.204をつけています。

ブラジル中銀のハト派姿勢にもかかわらず、日銀の為替介入後の昨年11月7日につけた29.301（黒点線）を超えて値を伸ばしています。

ブラジルレアル/円の買いを120,000通貨保有中です。

6月18日週のレアル/円のスワップポイントは7,044円で、1日あたりでは84円前後で安定しています。

合計の利益は前週比で+88,884円の1,505,111円となりました。9週連続で週間プラスで、評価益も100万円を超えています。

レアル堅調で利益が伸びていますが、日銀の為替介入警戒やブラジルの8月利下げ予想もあり、様子を見て7月中には半分くらい決済してもいいかと思っています。

週間スワップ推移

年率は証拠金額をもとに計算したもの（1日のスワップ×365日÷証拠金額：左）とレバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう、保有金額をもとにしたもの（1日のスワップ×365日÷終値÷10,000：右）を示しています。

週間運用成績(円)