手動両建て順張り反復売買の今週の運用成績
22年6月から検証しているAUD/NZDの手動両建て順張り反復売買の運用結果を公開しています。
特にトラップを仕掛ける水準やタイミングをはかることなく、運用しっぱなしで含み損込み年100%程度の利益を目指して試行錯誤しています。
今週は3日の水曜日にオーストラリアの5月の小売売上高の発表があり、前月比で予想0.2%のところ0.6%となり、前月の0.1%も上回りました。同日発表の5月の住宅建設許可は予想1.6%のところ5.5%となり、前月分も-0.3%が1.9%に上方修正されています。
前週の消費者物価指数(CPI)が上振れし豪の利上げ期待が高まり、今週の指標も好結果で、AUD/NZDは6月6日の1.0734から4週連続で上げて1.1010をつけています。
週末に向け下落となって金曜日は陰線で終わっていて、トレンドが転換するかに注目です。
長期では保ち合い気味で上限に近づいていて、来週は分岐点にさしかかりそうですね。
今週も上昇基調で買いポジ12回の決済がありました。12,991円のポジション確定益がでましたが、確定スワポが-7,596円で、差引+5,422円となりました。トラップ幅を半分にしていた時のポジが残っているので、決済回数は少し多めです。
たまっていた買いポジのマイナススワポが確定し、確定利益は目減りしましたが、未確定スワポのマイナス分は大きく減少しました。年率換算の利益率は年73.8%でした。
両建てなので、どちらに動いても新規約定と決済を繰り返しますが、変動がある程度あった方がうまくいくことが多いです。
投資元本 | 決済回数 | 期間確定損益 | 週利 | 合計確定損益 | 評価損益 | 合計損益 | 年率 | |
107週(6/30週) | 500,000円 | 12 | 5,422円 | 1.08% | 505,278円 | -115,062円 | 390,216円 | 73.8% |
106週(6/23週) | 500,000円 | 13 | 13,156円 | 2.63% | 499,856円 | -114,525円 | 385,331円 | 74.2% |
105週(6/16週) | 500,000円 | 15 | 16,294円 | 3.26% | 486,700円 | -151,980円 | 334,720円 | 65.7% |
53-104週 | 500,000円 | 460 | 472,911円 | 1.82% | 472,911円 | -234,171円 | 238,740円 | 47.7% |
- 2年目に元本を倍の50万円に増やした時点から計算していますが、2年目(53-104週)はまとめてあります。なお1年目は元本25万円で始めて+144,695円で年57.9%でした。
基本の設定はこちら↓
現在はトラップ幅10pips、利確幅25pipsにしています。
開始からの損益の推移をグラフで示すとこんなです。
合計損益(赤線)が元本(黒線)の50万を超えて、開始以来3年目の第2週で利益が+100%に達しました。今週は買いポジが決済となり、マイナスとなっている未確定スワップ(緑)が半減しています。
もう少し上昇して、捕まっている買いポジが決済となると理想的ですが、売りポジの方が多くなってきたので、この辺で下落に転じても利益は伸びそうです。下落の場合は1.11あたりから上のポジの損切りも検討します。
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