月末の荒い動きで大幅安　　インドルピーのスワップ成績（11月19日週）

インドルピー

2023.11.29

みなさんこんにちは。金利の高い通貨に長期分散投資して、スワップポイントによる収益獲得を目指しています。

米ドル・ユーロ・メキシコペソ・トルコリラ・ブラジルレアル・インドルピー・ポーランドズロチ・チェココルナ・ハンガリーフォリントの9通貨で運用しています。

28日は実質月末となって、ドル安が進み高金利通貨は対ドルでは大きく上昇しましたが、円高もあって対円では小幅安となった通貨が多いようです。ドル連動のルピーは大幅安となって、ユーロ/ルピーは急上昇となっています。

ユーロ/ルピーはあまりパフォーマンスは良くないのですが、他の高金利通貨の動きと逆相関となる傾向があるので、組み合わせて持つと為替の影響を抑えて安定したスワポ運用ができると考えています。

11月19日週のユーロ/ルピーは90.806で始まり、週半ばに90.474の安値をつけますが、その後はユーロ高・ルピー安となって91.229まで上昇し、91.188で引けました。26日週はさらに上昇しが続き、91.764をつけています。

ユーロ/ルピーは10月3日の86.999を底に10月から上昇となって、7月18日の高値92.445に接近してきました。

ユーロ/インドルピーは売り180,000通貨を保有しています。ユーロ/円も同時に持って実質ルピー/円での運用としています。ユーロ/円は売買を繰り返して為替差益も狙っています。

週間の合計スワポ額は29,142円となりました。下落したところでユーロ/円を買い増しした分スワポが増加しました。ルピーのスワポも回復傾向で1日あたり100円目前です。ポジ分の証拠金を調整せずに計算しているので、少し年率が高くなっています。

合計の損益は前週比で+20,394円となりました。ユーロ/円の決済で59,370円の確定益が出ています。

先週もルピー下落が続いて苦しい展開ですが、ユーロ/円の利益とスワポでカバーする形となっています。週初の-40万を埋めてどうにか12週連続で前週比プラスとなりました。今週はユーロ/円が大幅下落となっていて、プラス継続はかなり難しそうです。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨の1日あたりのスワップポイントの金額です。
証拠金に当てられるトレーディングチケットが25万円分あります。
年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額：左）
比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう
保有金額をもとにしたものも加えました（右）。保有金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)

　　↓前週のインドルピー成績↓

　　↓翌週のインドルピー成績↓　　

米ドル/インドルピーの売りを20,000通貨保有していましたが、2022年7月14日に強制ロスカットとなり運用終了しました。ちょっと米ドルが強すぎましたね。ペソは対ドルでも粘っていますが、ルピーには荷が重かったかも知れません。

為替差損は-276,670となり、スワポ115,562円との差し引きで、最終の損益は-161,108となりました。ユーロ/ルピーで取り戻していきます。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨の1日あたりのスワップポイントの金額です。
年率は証拠金額をもとに計算したもの（1日のスワップ×365日÷証拠金額：左）とレバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう保有金額をもとにしたもの（1日のスワップ×365日÷保有金額：右）とを示しています。保有金額は米ドル終値×10,000です。

週間運用成績(円)