対ユーロのコロナ後安値更新で爆損　　　インドルピーのスワップ成績（7月9日週）

インドルピー

2023.07.282023.07.20

みなさんこんにちは。金利の高い通貨に長期分散投資して、スワップポイントによる収益獲得を目指しています。

米ドル・メキシコペソ・トルコリラ・ブラジルレアル・インドルピー・ポーランドズロチ・チェココルナ・ハンガリーフォリントの8通貨で運用していますが、ちょっとだけヘッジでユーロを売買しました。

ドルがイマイチな動きを続けていて、ユーロ/ドルも一時は1.127まで上昇し、1.122付近で推移しています。

7月9日週のユーロ/ルピーは90.578で始まり、急速にユーロ高ルピー安が進み92.343まで上昇し、92.018でクローズとなりました。7月16日週に入ると横ばい気味となりましたが、92.445をつけて高値を更新しています。

ユーロ/ドルの上昇と歩調を合わせて、2月と5月の高値を結んだラインを抜けて急上昇しています。ゆっくり上げていく展開を予想していましたが、自身の願望がかなり入っていたようです。

ユーロ/インドルピーは売り180,000通貨を保有し、ヘッジ目的でユーロ/円を180,000通貨買って実質ルピー/円運用としていましたが、円高に転換したためユーロ/円はすべて決済しています。

週間の合計スワポ額は12,024円でした。ユーロ/円の分がゼロとなり、だいぶ減っています。

合計の損益は前週比で-340,583円となりました。ユーロ/ルピーが上昇したところでユーロ買いのヘッジを入れて251,488円の利益が出ましたが、それを損失が大きく上回りました。コロナ後の対ユーロのルピー安値を更新して、含み損がスワポ額を超えてきました。

ヘッジ分を除いたインドルピー自体はマイナスになって、スワポ運用全体の足を引っ張っています。他の通貨ペアと異なった動きをするので、分散の意味で保有しているので、他がプラスでバランスが取れていれば良いのですが、あまりに不調なら決済も考えないとなりません。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨の1日あたりのスワップポイントの金額です。
証拠金に当てられるトレーディングチケットが25万円分あります。
年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額：左）
比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう
保有金額をもとにしたものも加えました（右）。保有金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)

　　↓前週のインドルピー成績↓

　　↓翌週のインドルピー成績↓　　

米ドル/インドルピーの売りを20,000通貨保有していましたが、2022年7月14日に強制ロスカットとなり運用終了しました。ちょっと米ドルが強すぎましたね。ペソは対ドルでも粘っていますが、ルピーには荷が重かったかも知れません。

為替差損は-276,670となり、スワポ115,562円との差し引きで、最終の損益は-161,108となりました。ユーロ/ルピーで取り戻していきます。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨の1日あたりのスワップポイントの金額です。
年率は証拠金額をもとに計算したもの（1日のスワップ×365日÷証拠金額：左）とレバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう保有金額をもとにしたもの（1日のスワップ×365日÷保有金額：右）とを示しています。保有金額は米ドル終値×10,000です。

週間運用成績(円)