4月前半騰落で断トツビリ　　南アフリカランドのスワップ成績（4月2日週）

みなさんこんにちは。高金利通貨を長期保有しスワポ収益を目的とした運用をしています。

南アフリカ準備銀行は3月末に利上げしましたが、4月のランドはさえない動きが続いています。

保有通貨を対円で比較すると、4月上昇率トップはブラジルレアルの3%ちょっとで、その次がハンガリーフォリントです。

メキシコペソ、米ドル、インドルピー、トルコリラはほぼ変わらず、南アランドだけ大幅マイナスとなっています。ランドを除けば金融不安を乗り越えてだいぶ落ち着いてきています。

4月2日週のランド/円は7.47で始まり、週初の7.50を高値に週をとおして下落傾向となって7.18まで下落し、7.25でクローズとなりました。9日週に入ると横ばいとなっておおむね7.2台での推移となっています。

予想を上回る利上げ幅でランドが上昇しましたが、ほぼ全戻ししています。

4月2日週のユーロ/ランドは19.302で始まりましたが、ユーロ高ランド安となって19.962まで上昇しまています。9日週にはさらに値を伸ばして20.0を突破して、一時20.271をつけて高値を更新しています。

昨年4月からランド安トレンドが継続していますが、上限を超えてユーロ高ランド安となってかなりまずい状況です。

ユーロ/ランドの売りを90,000通貨保有していましたが、10,000通貨決済して11,658円の確定益が出ています。

4月2日週の週間のスワップ額は前週比で減少して7,592円となりました。ポジション減の影響もありますが、10,000通貨の1日あたりのスワップポイントも135円と減少しました。

合計の損益は前週比で-383,430円となり、ランド急落で再度評価損益がマイ転です。

週間スワップ推移

年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額）
比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるように
ポジションの金額をもとにしたものも加えました（右：1日のスワップ×365日÷ポジ金額）。
ポジションの金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)