政策金利を6.75%に据え置き　　ポーランドズロチのスワップ成績（9月25日週）

チェココルナ

2022.10.05

みなさんこんにちは。高金利5通貨とユーロ/ポーランドズロチと米ドルの7通貨でスワップ運用をしていましたが、先週からチェココルナを加えて8通貨での運用としています。

ユーロ/ズロチは変動が比較的小さいので、スワポ運用向きと考えて多めにポジションを持っていますが、コロナ後はユーロ高ズロチ安傾向が続いていて為替の方向性があまりよくありません。それにもかかわらずポジションを多くとってしまっているので、部分的にチェココルナに移そうと考えています。

9月25日週のユーロ/ズロチは4.74で始まりましたが、週を通してユーロ高ズロチ安が進み、プーチン大統領のウクライナ4州併合宣言のあった30日には4.89まで上昇しました。10月に入るといくらか戻して4日には4.79まで下落しました。

今日10月5日にポーランド国立銀行は金融政策委員会を開き、政策金利を6.75%に据え置いています。7.00%へ利上げの予想だったので、発表後に少しユーロ高ズロチ安に振れて4.84まで上昇しています。

ユーロ/ズロチはコロナ後は緩やかな上昇トレンド（青点線）で推移していましたが、ロシアのウクライナ侵攻で急上昇しました。戻す気配もあったので、上値の抵抗（黒点線）に沿った下落を期待しましたが、前の週からの急騰で上抜けし、トレンドもさらに上向きになった模様です。

↓ユロズロピー（ユーロ/ズロチ・ユーロ/ルピーのダブルショート）の運用について

ユーロ/ズロチが大きく上昇したので、売りポジションを30,000通貨追加して250,000通貨保有としています。

合計のスワポ額は前週比で増加して、週間で46,312円となりました。保有数増加もありますが、10,000通貨保有時の1日のスワポも平均で284円まで回復しています。レバをかけない場合の年率は7.3%でした。

合計の損益は前週比で-599,944円となりました。かなりズロチ安が進み、60万近くマイナスとなってしまいました。ハイレバ運用の宿命ですが、耐えられるくらいスワポが積み上がっているので、このまま保持ります。

週間スワップ推移

年率は実際にこの運用で入れている額をもとにした証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷10000 通貨あたりの証拠金：左)とレバレッジをかけていない場合の保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷ユーロ円終値÷10,000：右)で示しています。

週間運用成績(円)

　↓前の週のポーランドズロチの成績↓

ポーランドズロチに偏った運用になっているため、少しでもリスクを分散させようと考えて、チェココルナの売りポジを持ちました。

ズロチと比較するとスワポは少ないですが、コロナ前の水準を回復しているうえ、このところは変動が小さいのでリスクは少ないかと思います。

週間スワップ推移

	通貨ペア	保有数	証拠金額	ユーロ終値	スワポ合計	1日平均	年率換算
9/25週	EUR/CZK	売30,000	150,000円	141.84	1,167円	194.50円	142.0%/5.0%

年率は実際にこの運用で入れている額をもとにした証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷10000 通貨あたりの証拠金：左)とレバレッジをかけていない場合の保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷ユーロ円終値÷10,000：右)で示しています。

週間運用成績(円)

	評価損益	累積スワポ	確定損益	損益合計	前週比
9/25週	9,784	1,167	0	10,951	ー

ロシアのウクライナ侵攻後に作った他のズロチ運用の確定損が合計-130万円ほどあります↓　

iFOREX PLN/DKK 過去運用成績(円)

累積スワポ	確定損益	損益合計
36,348	-226,508	-190,160

ポーランドズロチ/デンマーククローネのポジションを決済してユーロ/ズロチに乗り換えて、まとめました。

IG証券 EUR/PLN 過去運用成績(円)

累積スワポ	確定損益	損益合計
214,455	-1,318,568	-1,104,113

2/27週にすべてのポジションを決済して、一部はiFOREXに移しています。