小売売上高が低調　　南アフリカランドのスワップ成績（8月7日週）

みなさんこんにちは。高金利通貨に分散投資する形でスワップ運用を行っています。毎週の成績を掲載していますが、だいたい長期ホールドなのであまり変化も盛り上がりもありません。スワポ額の確認と為替の下落への注意が主な目的となっています。

南アフリカランドは高金利三兄弟のひとつですが、現在の政策金利は5.50%となっていて、ブラジル13.75%、トルコ13.00%、メキシコ8.50%、ポーランド6.50%などと比較しても見劣りします。インドの5.40%にもほぼ追いつかれています。

政策金利引き上げを期待したいところですが、経済指標も振るわず、8月17日発表の小売売上高は前月比で予想+0.6％のところ-2.5%となっています。前月の+0.1%からも悪化しました。前週の11日に発表された製造業生産高も-1.5%と著しく減速していました。

8月7日週のランド/円は8.05で始まり、堅調に推移して6月9日の年初来高値の8.81からの下落トレンドの上値抵抗線（赤点線）を上抜き8.26まで上昇しました。15日週に入ると、週初寄り付きの8.24が高値となって下落に転じ、小売売上高の悪化が発表されたのちは一時8.02まで下げました。

7.82あたりで２度跳ね返されてリバウンド期待もありましたが、上昇幅は限定的でちょっと伸び悩んでいます。

8月7日週のユーロ/ランドは17.08で始まり、ユーロ安ランド高（下に行くほどランド高）が進んで17.0を大きく割り込んで16.58まで下落しました。8月14日週に入ると反騰し、7日週のランド高を帳消しにして17.06まで上昇してほぼ往って来いとなっています。

ユーロ/ランドの売りを50,000通貨保有しています。

8月7日週の週間のスワップ額は前週比で減少して5,425円となりました。10,000通貨あたりの1日のスワップポイントは155円となり、レバなしで年率4.1%まで下がりました。

合計の損益は前週比で+223,907円となりました。ランド高で大幅プラスとなり評価益も124万円に達しましたが、今週はランドが下げているので利益減少見込みです。

週間スワップ推移

年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額）
比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるように
ポジションの金額をもとにしたものも加えました（右：1日のスワップ×365日÷ポジ金額）。
ポジションの金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)