ブラジルレアルの推移
高金利通貨は年初から比較的静かな動きを続けていますが、ブラジルレアル/円は堅調で上昇が続いています。昨年6月24日に22.62の高値をつけた後は約半年間下落トレンド(青)となっていましたが、昨年末に19.77(青点線)でダブルボトムを形成して反騰し、トレンドの上限も抜いてきていました。
1月30日週に入ると始値の21.46から少し上昇しますが、横ばいとなっておおむね21.5ー21.8で推移しました。2月2日にブラジル中銀が政策金利を10.75%に引き上げたのちに小幅上昇して21.82をつけましたが、上値の重い推移となって、21.61で週を終えました。
利上げ後上昇一服となりましたが、2月6日週に入ると再び上昇となって21.91をつけ、22.0も視野に入ってきています。
20.0割れしていた昨年末に安いところでポジションを追加できまたのがうまくいっていますが、もう少し多めに買っておくべきでした。
下のチャートは年初からの高金利7通貨の対円での動きです。南アフリカランド/円が1月好調でしたが、レアル/円が月末に逆転して独走態勢に入っています
その他のトルコリラ、中国人民元、インドルピー、メキシコペソは変動率が年初比で±1%以内になっていて、つまらない相場が続いていますが、この間に着実にスワポを積み上げられました。ウクライナ情勢で大きく下落したロシアルーブルも-0.44%まで戻しています。普段はガチホールドですが、ルーブル安となったところで少し売買をして利益が出ています。
IG証券:ブラジルレアル/円
ブラジルレアル/円の買いを100,000通貨保有中です。
1月30日週も週間でレアル高となって、合計の利益が前週比で3万円ほど増加しました。
スワップは変わらずで、3,050円となりました。1日あたりでは43円台が継続しています。レアル上昇で年換算の収益率は7.4%と低下しました。
為替差益が順調に伸びていますが、政策金利引き上げもあったので、今後のさらなるスワポ増加にも期待です。
週間スワップ推移
建玉数 | 証拠金額 | 終値 | 合計SW | 1日平均 | 年率 | |
1/30週 | 買100,000 | 200,000円 | 21.47 | 3,050円 | 43.57円 | 79.5%/7.4% |
1/23週 | 買100,000 | 200,000円 | 21.20 | 3,050円 | 43.57円 | 79.5%/7.5% |
1/16週 | 買100,000 | 200,000円 | 20.62 | 3,050円 | 43.57円 | 79.5%/7.7% |
1/9週 | 買100,000 | 200,000円 | 20.50 | 3,070円 | 43.85円 | 80.0%/7.8% |
1/2週 | 買100,000 | 200,000円 | 20.32 | 2,620円 | 43.66円 | 79.7%/7.8% |
- 年率は証拠金額をもとに計算したもの(1日のスワップ×365日÷証拠金額:左)とレバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう、保有金額をもとにしたもの(1日のスワップ×365日÷終値÷10,000:右)を示しています。
週間運用成績(円)
評価損益 | 累計SW | 確定損益 | 損益合計 | 前週比 | |
1/30週 | 120,400 | 37,272 | 0 | 157,672 | +30,250 |
1/23週 | 93,200 | 34,222 | 0 | 127,422 | +60,650 |
1/16週 | 35,600 | 31,172 | 0 | 66,772 | +15,350 |
1/9週 | 23,300 | 28,122 | 0 | 51,422 | +21,070 |
1/2週 | 5,300 | 25,052 | 0 | 30,352 | -28,880 |
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