ブラジルレアルの推移
11月7日週のブラジルレアル/円は月曜の安値20.26から大幅に上昇して、金曜日には21.16の高値をつけています。その前の週には20.0を割るところまで行ったのですが、大きく下げることなく反発し、下落トレンドの上値抵抗線を抜いて急騰となりました。
10日発表の10月拡大消費者物価指数は前年比で予想10.48%のところ10.67%となりました。前月の10.25%から上昇しています。インフレ圧力は高まったままのようで、ブラジル中銀の週報では21年末時点の政策金利見通しは9.25%に引き上げられて、12月の金融政策決定会合でも利上げが濃厚です。
一方で、11日発表の9月小売売上高は前年比で予想-4.1%を下回る-5.5%となり、前回の-4.1%より悪化しています。経済の回復が遅れたままインフレ上昇となっているようで、あまりいい状況ではなさそうです。新型コロナウイルスの感染状況は好転しているようで、サンパウロ州で死者ゼロになったという報道もされてるので、今後の経済回復に期待です。
IG証券:ブラジルレアル/円
ブラジルレアル/円の買いを30,000通貨保有中です。
スワップは1日あたり27円に増えています。このところだいたい1日24円できていましたが、金曜日に1日あたり40円となり、大幅増額です。政策金利の大幅引き上げが効いてきたようです。
40円だとだいたい年率7.0%となり、これまでトルコリラを除いて最も高かったユーロ/ルーブルとほぼ同じくらいになると思います。
どのくらいかメキシコペソ/円と比較すると、ペソ/円が5.55円として10万通貨でスワップが90円つけば5.9%、106円ついてやっと7.0%なので、長期継続するようならだいぶいいかと思います。
為替は大幅なレアル高となって評価損益がプラ転しています。スワポとの合計でも2週連続で10,000円以上プラスと好調です。20.0以下で買い増ししたいと思っていましたが、完全に機会を逸しました。スワップ増額なら無理して高値で買うのもありかと思いますが、躊躇しています。
週間スワップ推移
建玉数 | 証拠金額 | 終値 | 合計SW | 1日平均 | 年率 | |
11/7週 | 買30,000 | 60,000円 | 20.72 | 570円 | 27.14円 | 49.5%/4.8% |
10/31週 | 買30,000 | 60,000円 | 20.36 | 516円 | 24.57円 | 44.8%/4.4% |
10/24週 | 買30,000 | 60,000円 | 20.57 | 516円 | 24.57円 | 44.8%/4.4% |
10/17週 | 買30,000 | 60,000円 | 20.03 | 516円 | 24.57円 | 44.8%/4.5% |
10/10週 | 買30,000 | 60,000円 | 20.80 | 516円 | 24.57円 | 44.8%/4.3% |
- 年率は証拠金額をもとに計算したもの(1日のスワップ×365日÷証拠金額:左)とレバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう、保有金額をもとにしたもの(1日のスワップ×365日÷終値÷10,000:右)を示しています。
週間運用成績(円)
評価損益 | 累計SW | 確定損益 | 損益合計 | 前週比 | |
11/7週 | 4,450 | 6,898 | 0 | 11,348 | +11,220 |
10/31週 | -6,200 | 6,328 | 0 | 128 | +10,236 |
10/24週 | -15,920 | 5,812 | 0 | -10,108 | +966 |
10/17週 | -16,370 | 5,296 | 0 | -11,074 | -22,644 |
10/10週 | 6,790 | 4,780 | 0 | 11,570 | +18,096 |
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