メキシコペソのスワップ成績（3月1日週）

メキシコペソは先週、今週と大幅に下落したため、評価損が増加しています。メキシコペソ/円は為替変動による影響が大きいので、他の通貨とのペアで運用しています。

変動が小さいのはシンガポールドル/メキシコペソと米ドル/メキシコペソです。シンガポールドル/メキシコペソは直接取引できないので、シンガポールドル/円とメキシコペソ/円の両建てやユーロ/シンガポールドルとユーロ/メキシコペソの両建てにしています。【メキシコペソの期待収益】

このひと月で見てみるとメキシコペソ/円は14.38％動き、シンガポールドル/メキシコペソは11.30％で、米ドル/メキシコペソは9.86％でした。計画では対円での取引の半分くらいの値幅になるのを期待していましたが、３分の2以上の幅で動いているので、考えていたほどうまく行ってません。

というのも、米ドル/メキシコペソは105円とすると1万通貨でだいたい1,050,000円くらいです。ペソ/円は5.24円くらいなので、20万通貨で1,048,000円とほぼ同価値となります。前者のスワップが110円弱、後者のスワップが220円あまりとすると、ペソ/円の方が2倍以上スワップがいいことになります。もし、米ドル/メキシコペソの変動がペソ/円の半分になれば証拠金を半分にでき、やっと収益率が同じくらいになる計算です。

今のところペソ/円に収益率で負けてますが、もう少し続けてみます。

ポジションを増やしたので、週間のスワップの合計は4,555円と前の週の2,232円から大幅に増えました。ポジションと評価損の増加のため証拠金を増やしています。

FXプライム：シンガポールドル/円・メキシコペソ/円　両建て

シンガポールドル/円の10,000通貨の売りとメキシコペソ/円の140,000通貨の買いで両建てにしています。メキシコペソ/円のスワップが高いのはFXプライムで、100,000通貨の買いで110~120円ほどつきます。売り買い両方の証拠金を入れないといけないので、必要証拠金が多くなるため資金効率が悪くなります。

メキシコペソ/円の買いスワップが減り続けていますが、幸いシンガポールドル/円の売りスワップの支払いも減っているので、合計では微増しました。

メキシコペソは下落の幅が大きく評価損がかなり増えていて、シンガポールドル/円の売りのプラス分で補えてません。合計でもマイナスに転落してしまいましたが、この下落局面でもまだだいぶ余裕があります。

*付与日数6日 　**付与日数8日  

1日平均のスワップ額は1セット（SGD/JPY売10,000、MXN/JPY買140,000）の1日あたりのスワップ額です。

AXIORY：ユーロ/シンガポールドル・ユーロ/メキシコペソ 両建て

AXIORYで、ユーロ/シンガポールドルの買いとユーロ/メキシコペソの売りの両建てをしています。

10,000通貨あたりの1日平均のスワップ額は前週より増加して110.84円になりました。ユーロ/シンガポールドルの買いで減少し、ユーロ/メキシコペソの売りで増加したので、合計での増加額が大きくなりました。

先週に続いて、為替でメキシコペソが大幅に下がったため、ポジションを1セット増やしました。週初にポジってしまったので、さらに損失が膨らみ証拠金をまた追加で入れました。そのため収益率自体は下がってしまいました。

AXIORY：米ドル/シンガポールドル・米ドル/メキシコペソ 両建て

米ドル/シンガポールドルの買いと米ドル/メキシコペソの売りの両建てもしていましたが、米ドル/メキシコペソだけのパフォーマンスとあまり変わらなかったので、マイナススワップ分の負担をなくすために米ドル/シンガポールドルを決済しました。

両建てを解消して、今後は米ドル/メキシコペソの売りのみの運用にして、収益率を上げていくことにしていますが、スワップは減少傾向です。今回のアメリカの利下げで金利差が開いてスワップ が増えないかと期待してます。

ドル高・ペソ安がかなり進んでいて、米ドル/メキシコペソを売り上がっています。現在40,000通貨分のポジションを持っています。かなり含み損が増加しているものの、ペソが安いところで少しずつポジションを増やして、スワップを稼いでいく予定です。

2月9日週の買いのポジションの保有日数は7日、売りのポジションは2日です。