今週26日の中銀の政策金利決定待ち　　メキシコペソのスワップ成績（6月15日週）

メキシコペソ

2025.06.23

みなさんこんにちは。動きの異なる複数の通貨に分散しつつ、ハイレバで高収益を目指してスワップポイント運用をしています。

2024年を通してほぼ10通貨で運用していたものを徐々に規模縮小して、4通貨（メキシコペソ・ブラジルレアル・・チェココルナ、ハンガリーフォリント）としています。米ドル、ユーロ、南アフリカランド、トルコリラ、インドルピー・ポーランドズロチは一旦運用停止中です。

週末に米のイラン攻撃がありましたが、週明けは円安が進んでいます。その前の週末はイスラエルのイラン攻撃で円高が進んだのとは逆で、なかなか読めませんね。

週間の対円の騰落では全通貨プラスとなり、ブラジルレアル、ポーランドズロチ、米ドルが上位で、メキシコペソが最下位となっています。

週明けも株式が下げるなどリスクオフのはずですが、高金利通貨も下げていません。円安だけ進んでいる印象で、原油高のせいでしょうか、もしくは円が安全通貨でなくなったのでしょうか。

運用4通貨の合計スワポ額は前週比+2,468円の24,872円と増加しました。GMOのハンガリーフォリントのスワポが先週から倍増して20円となり嬉しい限りです。買い増ししたいところですが、円安が進んでしまっていて悩ましいです。

将来的には、クリック365と両建てしてスワップサヤ取りしたいと考えているのですが、GMOのクリック365ではなぜかハンガリーフォリントの取り扱いがない。あると資金移動とか楽なのですけどね。

内訳

今週26日にはメキシコ中銀の政策金利の決定があり注目ですが、先週発表された5月の消費者物価指数は前年同月比で4.42％となり、中銀目標の上限の4%を超えてきています。また、ヒース副総裁が利下げの一時停止に言及したとも伝わっています。

6月15日週のメキシコペソ/円は、7.604で始まり7.662の高値をつけたのち、7.597まで下落し7.619でクローズとなりました。

トランプ関税発表後は上昇となっていて、昨年急落以降の下降トレンドの上値抵抗線を抜けきれずに揉み合いとなっています。

6月15日週の米ドル/メキシコペソは、18.955で始まり18.826の安値をつけたのち、19.191まで上昇し19.176でクローズとなりました。

ドル/ペソは2月に天井をつけてドル安ペソ高で下落が進み、18ペソ台に入っていましたが、先週は巻き戻しとなりました。トランプ関税から中東リスクに注目が移っていて、さらにペソ高となりそうな気がしているのですが、なかなか期待通りには行かないですね。

米ドル/メキシコペソの売りを100,000通貨保有としていましたが、トランプ関税相場に耐えられず半分に減らしています。

週間のスワップポイントは3,175円と微増でした。

合計の損益は前週比で-80,767円となりました。

ペソ高で伸びていた利益も先週はマイナスで足踏みです。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨あたりのスワップポイントの額です。
年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)