コロナ後高値更新　　メキシコペソのスワップ成績（1月2日週）

メキシコペソの推移と成績　

年明けの外為相場ではメキシコペソ/円が堅調で、1月4日には5.69まで上昇し10月20日につけた昨年の高値5.67を超えて、コロナ後の高値を更新しています。

11月の調整から急速に回復し、4月から続いていた5.5を跨いだレンジに戻ってきていて、現在はその上限を試していますが、まだ明確に抜けられずにいます。

両建てにするタイミングが早く、値上がり分をちょっと取り損ねています。上に行けば売りを入れ、下がれば買いを入れる予定で、逆張り戦略で行くつもりです。

1月7日発表の12月消費者物価指数は前年比で予想7.51%を下回る7.36%でした。前回の7.37%とはほぼ変わらずとなっています。これまでメキシコ中銀は5会合連続で政策金利を引き上げ5.50％としていますが、実質金利はいまだにマイナスで更なる利上げが期待されます。

米ドル/メキシコペソは11月末の調整でつけた22.15の高値から米ドル安ペソ高となっていて、上昇トレンドの下値支持線（赤点線）を割っています。1月2日週のペソの下値の20.34を割れずに横ばいとなっています。

もう少し下げて20.0割れまで戻って欲しいところです。

週間のメキシコペソ運用の全体のスワップ額は、両建にしているランドの分も含めて、前週比+1,321円の12,249円でした。

評価損益と累計のスワップと確定損益を合計したペソ運用全体の損益は、前週比+295,315円の+2,704,895円となりました。

2022はなかなかの滑り出しとなりました。

AXIORY：米ドル/メキシコペソ

米ドル/メキシコペソは、売りで80,000通貨を保有しています。

週間の損益は前週比で12万円あまりのプラスとなり、6週続けて上昇となっています。

週間のスワップ額は減少が続いていていましたが、先週は少し増加して７千円台にのせています。

週間スワップ推移

• 1日平均は10,000通貨あたりのスワップ額です。
• 年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)

メキシコペソ/円・南アフリカランド/円　両建てサヤ取り

メキシコペソ/円の買いと相関性の高い（ように見えた）南アフリカランド/円の売りを建てると同時に、ペソ/円の売りとランド/円の買いを建てて、為替変動の影響を抑えてスワップを稼ごうと仮想ペソ/ランドの両建てサヤ取りを試みています。実際は収益率の低さに耐えられず売買を繰り返し、利益のほとんどは為替差益で、ほとんど裁量取引となっています。

だいたいペソとランドを4:3にすると金額が釣り合うので、ペソ/円の売りと買い400,000通貨ずつとランド/円の売りと買い300,000通貨ずつを1セットとして、2セット分建てて運用していました。現在は、1セットにして残りを普通の両建てとする予定で、ポジション整理中です。

メキシコペソは売り買い同数となっていますが、南アランドは買いが多くなっています。ランドが上昇したので、買いポジションを決済しています。利益が100万超えたので、良いところで売りを入れて、同数とする予定です。

週間スワップ推移

週間運用成績(円)