ブラジルレアルの推移
12月5日週のブラジルレアル/円は19.95で始まり、週前半は上昇して20.58をつけていますが、後半失速して19.98まで下落しました。週間でほぼ往って来いとなっています。
コロナ後の安値17.90と高値の22.63の中間が20.265なので、ちょうどその辺りでくすぶっている感じです。中期では、6月に高値をつけたのち現在まで下降トレンド継続中(青)で、上値トライを期待しましたが、弱々しいです。
ブラジル中銀は8日に政策金利を1.50%引き上げて9.25%としていますが、会合では1.50%以上の利上げも話し合われたとの報道もあります。それでも、あまり支えにはならなかったようで、発表後にレアルは下げています。
10日発表の11月の消費者物価指数(CPI)は前年比で市場予想が11.23%のところ10.74%となりました。前回発表の10月分は前年比10.67%でした。インフレ率が高止まりで追加利上げ観測が広がっているようです。
コロナ前の2020年の年初からの各通貨の対円の動きを見ると、人民元のみプラス圏で、他はマイナスです。ランドとルピーは一時的にプラスになった時もありましたが、現在はマイナスです。一方で、下げっぱなしなリラの次にパフォーマンスが悪いのがレアルです。
なんといっても最強の人民元の割合を増やしたいのですが、高値では買いたくありません。安いもので保有比率が低いのはトルコリラとブラジルレアルです。かなり不安で運用の中心にはできませんが、高スワップに惹かれて少しずつ買い下がっています。
IG証券:ブラジルレアル/円
ブラジルレアル/円の買いを90,000通貨保有中です。オミクロンショック後に20.0以下となったところで買い増ししています。
終値が20.0を超えて、損益が大幅に改善しています。
スワップは先週も1日あたり40円で、収益率は高いところで安定しています。
週間スワップ推移
建玉数 | 証拠金額 | 終値 | 合計SW | 1日平均 | 年率 | |
12/5週 | 買90,000 | 180,000円 | 20.03 | 2,556円 | 40.57円 | 74.0%/7.4% |
11/28週 | 買60,000→90,000 | 180,000円 | 19.66 | 2,152円 | 40.60円 | 74.1%/7.4% |
11/21週 | 買50,000→60,000 | 120,000円 | 20.07 | 1,430円 | 40.85円 | 74.6%/7.4% |
11/14週 | 買30,000→50,000 | 100,000円 | 20.14 | 1,096円 | 40.59円 | 74.1%/7.4% |
11/7週 | 買30,000 | 60,000円 | 20.72 | 570円 | 27.14円 | 49.5%/4.8% |
- 年率は証拠金額をもとに計算したもの(1日のスワップ×365日÷証拠金額:左)とレバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう、保有金額をもとにしたもの(1日のスワップ×365日÷終値÷10,000:右)を示しています。
週間運用成績(円)
評価損益 | 累計SW | 確定損益 | 損益合計 | 前週比 | |
12/5週 | -25,700 | 14,132 | 0 | -11,568 | +35,156 |
11/28週 | -58,300 | 11,576 | 0 | -46,724 | -29,248 |
11/21週 | -26,900 | 9,424 | 0 | -17,476 | -3,220 |
11/14週 | -22,250 | 7,994 | 0 | -14,256 | -25,604 |
11/7週 | 4,450 | 6,898 | 0 | 11,348 | +11,220 |
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