米雇用統計後に再び最高値　メキシコペソのスワップ成績（6月27日週）

メキシコペソの推移と成績　

16日のFOMCショックで急落して5.30まで下げたメキシコペソ/円は、反騰して5.62まで急騰していましたが、6月27日週前半は小動きでわずかに下落しました。金曜になって米雇用統計後に上昇して再び5.62をつけています。

ペソは復調してレンジの上限に達しています。上にブレイクして値幅を取れるといいのですが、また上値の抵抗線に沿ってじりじり上げる動きに戻る可能性の方が高いのではないかと思います。

米ドル/メキシコペソも週前半はドル高ペソ安となりましたが、雇用統計後に大幅に下落しペソ高となっています。それでも1月21日の最安値の19.54を割るところまではきていません。ドルも強いので、ペソ/円と比較するとパフォーマンスはよくありません。

週間のメキシコペソ運用の全体のスワップ額は、両建にしているランドの分も含めて、前週比-1,684円の-1,251円でした。ドル/ペソのスワップが減少しています。両建ての運用もマイナスです。

評価損益と累計のスワップと確定損益を合計したペソ運用全体の利益は、前週比+48,586円の+1,911,998円でした。少しですが利益が伸びています。

各通貨の比較

6月27日週の高金利通貨はFOMCショック後の下落から落ち着きを取り戻しつつあります。メキシコペソ/円は高値を再び更新して好調です。底練りしていたトルコリラ/円（TRY/JPY）もいくらか上昇しています。

南アフリカランド/円（ZAR/JPY）も戻していますが、まだ高値からの下落を埋めるには程遠い感じです。

人民元/円（CHNJPY）と対ユーロのインドルピー（EURINR）は先週に続き小動きでした。イベントのショックに強い通貨を多く保有したいところですが、人民元は決済してしまいました。再びポジションをとるタイミングを探しています。

対ユーロのロシアルーブル（EURRUB）は前週にルーブル高となった反動で、小幅ルーブル安となっています。

• 保有中の通貨と注目の通貨の52週の値動きを示しています。
• ユーロとの通貨ペアは上下反転させています。

AXIORY：米ドル/メキシコペソ

米ドル/メキシコペソは、売りで80,000通貨を保有しています。

前の週の大幅なペソの上昇と比較するとプラス幅は小さいものの、週間で3万円ほどのプラスとなりました。評価益+200万オーバーも継続中です。政策金利を引き上げた後ペソは好調ですが、米ドルも強いので綱引き状態となってイマイチ伸びがありません。

週間の合計スワップ額は減少しています。前の週の付与額が異常に多かった反動ですが、月初の平均と比較すると増えています。

週間スワップ推移

• 1日平均は10,000通貨あたりのスワップ額です。
• 年率は証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)と
  保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)で示しています。

週間運用成績(円)

メキシコペソ/円・南アフリカランド/円　両建てサヤ取り

メキシコペソ/円の買いと相関性の高い（ように見えた）南アフリカランド/円の売りを建てると同時に、ペソ/円の売りとランド/円の買いを建てて、仮想ペソ/ランドの両建てサヤ取りを試みています。

だいたいペソとランドを4:3にすると金額が釣り合うので、ペソ/円の売りと買い400,000通貨とランド/円の売りと買い300,000通貨を1セットとしています。

まだ売りのポジ数が多いので釣り合いの取れる建玉数に整理するつもりですが、今週もランドが大きく下がったところで決済できませんでした。爆益を出すチャンスがあったもののしくじって微益にとどまっています。ほとんどスワップ運用ではなくなっています。

サヤが小さくなってスワップではうまく利益を出せていませんが、みんなのFXで「スワップNo.1チャレンジキャンペーン」の第８弾が始まったので、キャッシュバックを含めればプラスにできる可能性が高まりました。キャンペーン終了の8月末まで差額をとって行きたいです。

キャンペーンは新規ポジションだけ対象なので、みんなのFXのランド/円のポジションをいったん決済して建て直しました。スプレッド分の損失が出ています。

週間スワップ推移

週間運用成績(円)