膠着継続　メキシコペソのスワップ成績（4月11日週）

メキシコペソの推移と成績　

メキシコペソ/円はちょい上げですが、前の週から動きがあまりなく、膠着が継続しています。5.436でオープンし5,455でクローズとなり、0.019の上昇(+0.35%)となっています。

長期のレンジ上値の抵抗線を超えましたが、その上で横ばいです。南アランドが上昇しているのでランド売りペソ買いのポジションで損失がかさんでいます。まあ、スワップ運用では横ばい続きも悪くないと思います。

 

米ドル/メキシコペソは20.145で始まって、19.904でクローズしました。0.241のドル安ペソ高(-1.20%)でした。ドル高もあって年初から少し調整が入っていましたが、反転して再び20.0を割ってきました。膠着しているペソ/円と比べると、かなり動きがあります。

19.5の安値を割って下落して、コロナ前の水準で落ち着くと、為替でもスワップでも利益を積めておいしくなると思っています。

週間のメキシコペソ運用の全体のスワップ額は、両建にしているランドの分も含めて、前週比-2,408円の3,498円でした。スワップサヤ取りで下手を打って大幅減少となっています。来週は回復を狙っています。

評価損益と累計のスワップと確定損益を合計したペソ運用全体の利益は、前週比+123,325円の+1,920,838円となり、順調に増加しています。

各通貨の比較

4月11日週には高金利通貨の中で南アフリカランド/円（ZARJPY）が大きく上昇しました。このところランド最強です。メキシコペソ/円（MXNJPY）人民元/円（CHNJPY）トルコリラ/円（TRYJPY）は小幅な動きでほぼ横ばいでした。

対ユーロのロシアルーブル（EURRUB*）やインドルピー（EURINR*）も大きな下落から回復していて、高金利通貨全般で上昇傾向でした。

• 保有中の通貨と注目の通貨の52週の値動きを示しています。
• * がついている通貨ペアは上下反転させています。

AXIORY：米ドル/メキシコペソ

米ドル/メキシコペソは、売りで80,000通貨を保有しています。ペソ/円は横ばいでしたが、対ドルではドル安が進んだために利益が12万円あまり伸びています。

週間のスワップ額は前の週と変わらずで、合計で4000円台をキープしています。1日あたり70円台で年率も50％超えが続いていて、まあまあ安定感あります。

週間スワップ推移

• 1日平均は10,000通貨あたりのスワップ額です。
• 年率は証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)と
  保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)で示しています。

週間運用成績(円)

メキシコペソ/円・南アフリカランド/円　両建てサヤ取り

セントラル短資でメキシコペソ/円の買いと相関性の高い南アフリカランド/円の売りを建て、さらにFXプライムとみんなのFXとクリック365でペソ/円の売りとランド/円の買いを建てて、仮想ペソ/ランドの両建てサヤ取りを試みています。

だいたいペソとランドを4:3にすると金額が釣り合うので、ペソを売りと買いそれぞれ400,000通貨、ランドを売りと買いそれぞれ300,000通貨を1セットとしています。合計で3セットで運用する計画です。

前の週にペソ買いランド売りの口座として選んだDMMで逆ザヤとなったので除外しましたが、またスワップの差額がプラスとなったので、復帰させました。

逆に、売り買いのスワップが同額だったFXプライムでは、売りのスワップの支払額が増加して、差し引きのスワップがマイナスとなりました。為替で利益が出ているので来週決済するかもしれません。みんなのFXでスワップNo1チャレンジキャンペーンをやっているので、FXプライムのポジションを閉じて引っ越すのがいいのではないかと考えています。

上昇したところで買いを決済して売りを入れましたが、かなり早かったようです。セントラル短資の口座では、証拠金を追加しています。

売りポジション多めで逆にもっていかれて為替で損失が増えたかと思いましたが、週間の合計損益は前週比で-2,300円と意外とダメージは軽微でした。ちょっと計算ミスがあったので4月4日週の結果を訂正しています。

週間スワップ推移

週間運用成績(円)