ペソだけ大幅下落　メキシコペソのスワップ成績（6月21日週）

6月に入ってから米ドル/メキシコペソでもメキシコペソ/円でもペソが大きく下落して、ひどいパフォーマンスとなっています。週初にいったんペソが上昇に転じて反転を期待しましたが、再度下落して結局マイナスで終わっています。

5月貿易収支が赤字だったことや、政策金利が5.50％から5.00％となったことが下落に影響していると考えられます。また、マグニチュード7.4の地震もありました。

スワップは長いこと減少傾向でしたが、どうにか止まって前の週の額は維持しています。

• 上のチャートは保有通貨の年初からの値動きを示しています。(トルコリラを除く）ランド円とペソ円とリラ/円以外は上下反転させています。点線が先週末の終値です。

チャート順位が上位の南アフリカランドとメキシコペソの組み合わせは5週目となりました。ランド高ペソ安が進んで、年初の水準に近づいています。両建てで保有しているので、為替がどちらに行ってもあまり変わりはありません。

メキシコペソ円は下落してユーロ/ランドと順位が入れ替わりました。5月中の上昇は大きかったですが、まったく勢いがなくなっています。横ばいのトルコリラ、ロシアルーブル、南アランドや上昇したインドルピーと比較するとかなり見劣りします。

LIGHT FX → セントラル短資：メキシコペソ/円

セントラル短資ではペソ/円で10,000通貨運用しています。マイナス転換した先週に引き続きは円高で、さらに含み損が増えました。

スワップは70円の年換算で51％で、変化ありませんでした。スワップは安定してますが、為替は安定していないので、リスクの割にかなりスワップが低いと思います。

週間スワップ推移

週間運用成績(円)

 

南アフリカランド/円・メキシコペソ/円　たすき掛け両建て

LIGHT FXでランド/円の売りとペソ/円の買いのポジションを建て、みんなのFXでランド/円の買いとペソ/円の売りのポジションを建てて、たすき掛けにして両建てスワップさや取りとしています。同じ口座内で連動性の高いランドとペソの両建てにして、証拠金を減らして収益率をあげる計画です。

運用を始めた頃は、だいたい年換算で17％くらいのスワップを得られていましたが、激減して先週から3.7％になっています。売り買いのスワップの差があまりなくなり、スワップさや取りで収益を上げるのがかなり難しくなっています。

スワップ自体はしょぼいですが、6月30日までみんなのFXでキャンペーン中なので、とりあえず終了まではホールドです。【キャンペーンを考慮した当初計画】

週間スワップ推移

• 1日の平均のスワップは1セット（メキシコぺソ/円130,000通貨・南アフリカランド/円100,000通貨）あたりのものです。MFX：みんなのFX / LFX：LIGHT FX

 

通貨ごとの評価益の額は、先週ちょっと誤差ができましたが、ペソ85,020円でランド50,700円の定額に戻りました。両建ては合計の損益が揃っていて素晴らしい安定感ですが、あまり収益に結びつかないので、トルシエジャパンのディフェンスラインのようです。

週間運用成績(円)

 

AXIORY：米ドル/メキシコペソ

米ドル/メキシコペソは、売りで80,000通貨保有しています。いい感じで合計損益がプラス圏にとどまっていて、いったん評価益も120万ほどになりましたが、ボケボケしている間にペソが下落してマイナスへ転落してしまいました。やはり決済を迷ったのがいけなかったかと思います。

スワップは1日あたりで100円を回復しました。6週連続で低下していましたが、どうにか止まって欲しいです。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨あたりのスワップ額です。

週間運用成績(円)