政策金利を15%に据え置き　　ブラジルレアルのスワップ成績（7月20日週）

みなさんこんにちは。高金利通貨を長期保有することでスワップポイント狙いの運用をしています。

ブラジル中銀は9月から金利引き上げサイクルに入っていて、政策金利は15%となっています。残念ながらその間IG証券のスワポは増えていません。

ブラジル中銀は7月30日に政策金利を15%に据え置くことを決定しています。7回連続で引き上げたのち利上げ休止となりました。

また、8月1日に発動する予定だったブラジルに対する50%のトランプ関税は1週間延期となりましたが、ルラ大統領も譲歩の姿勢を見せていないようで、交渉の行方は不透明です。

7月20日週のレアル/円は、26.672で始まり26.224まで下落しますが、26.775まで上昇し26.535でクローズとなりました。27日週はレアル堅調で一時26.899まで上昇しています。

レアル/円は4月の安値から上昇傾向ですが、27円を抜けることができずにもみ合いとなっています。

ブラジルレアル/円を2021年8月から運用しています。元本20万円で開始し、最大で買いで120,000通貨保有していましたが、中銀が緩和に転換した時点で20,000通貨決済して、現在は100,000通貨保有としています。

7月20日週のレアル/円のスワップポイントは4,750円と変わらずでした。

合計の利益は前週比-2,850円とわずかに減少しました。

ブラジル中銀も日銀も金利据え置きとなり、米のブラジルに対する関税も1週間延期され、関税の除外品も追加されたため、ややレアル高が進んでいます。夏場の円高には気をつけたいところですが、関税交渉がうまくいってレアル高に期待しています。

週間スワップ推移

年率は証拠金額をもとに計算したもの（1日のスワップ×365日÷証拠金額：左）とレバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう、保有金額をもとにしたもの（1日のスワップ×365日÷終値÷10,000：右）を示しています。

週間運用成績(円)