5月CPIは4.42%に加速　　メキシコペソのスワップ成績（6月8日週）

みなさんこんにちは。動きの異なる複数の通貨に分散しつつ、ハイレバで高収益を目指してスワップポイント運用をしています。

2024年を通してほぼ10通貨で運用していたものを徐々に規模縮小して、4通貨（メキシコペソ・ブラジルレアル・・チェココルナ、ハンガリーフォリント）としています。米ドル、ユーロ、南アフリカランド、トルコリラ、インドルピー・ポーランドズロチは一旦運用停止中です。

先週は金曜日にイスラエルのイラン攻撃で円高が進みましたが、米国時間にはだいぶ戻しました。

週間の対円の騰落では、ポーランドズロチ、ハンガリーフォリント、チェココルナの3中欧通貨が上位で、メキシコペソまでがプラスでした。最下位は南アランドで、米ドルと連動するトルコリラとインドルピーも軟調でした。

中欧通貨が堅調で、それにラテン通貨が続き、米ドル連動通貨が弱いパターンに戻りました。

運用4通貨の合計スワポ額は前週比-890円の22,404円と減少しました。

内訳

6月9日発表の5月の消費者物価指数は前年同月比で前月の3.93%を上回る4.42％となりました。5ヶ月ぶりに中銀の目標の3%±1%を超えてきていて、次回の政策金利決定が注目されます。

6月8日週のメキシコペソ/円は、7.578で始まり7.678の高値をつけたのち、7.505まで下落し7.603でクローズとなりました。

トランプ関税発表後4月9日に安値をつけたのちは上昇となっていて、緩い下落トレンドの上値抵抗線を超えてきましたが、上抜けできずに膠着しています。

6月8日週の米ドル/メキシコペソは、19.119で始まり19.122の高値をつけたのち、18.979まで下落し18.955でクローズとなりました。

ドル/ペソはラウンドトップとなって、ドル安ペソ高で下落が進み、18ペソ台に入ってきました。

米ドル/メキシコペソの売りを100,000通貨保有としていましたが、トランプ関税相場に耐えられず半分に減らしています。

週間のスワップポイントは3,135円と減少しました。

合計の損益は前週比で+70,941円となりました。

スワポの減少が続いていますが、ペソ高で合計利益は伸びてきています。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨あたりのスワップポイントの額です。
年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)