5月CPI速報値は2.4%に上昇　　チェココルナのスワップ成績（5月25日週）

みなさんこんにちは。

高金利通貨の長期保有でスワップポイント狙いの運用をしています。トランプ関税以降ポジ決済で運用縮小していますが、中欧通貨のチェココルナは対ユーロで安定していて、とりあえず運用継続中です。

5月30日発表の4月の小売売上高は、前年比で予想3.2%のところ5.8%となり、前回の3.9%も上回りました。

同日発表の5月の消費者物価指数（CPI）速報値は、前年比で予想2.1%のところ2.4%となり、前回の1.8%から加速しました。前月比も予想0.2%のところ0.5%となり、前回の-0.1%からプラス圏に浮上しています。2023年12月からの段階的な利下げもあって、ディスインフレも底打ちでしょうか。

欧州中央銀行は6月5日にユーロ圏の政策金利を0.25％引き下げ、2.15%とすることを決定しています。利下げは7会合連続ですが、ラガルド総裁が利下げサイクルの終了が近づいているとの見解を示しました。チェコの政策金利は3.5%で、しばらくこのくらいの金利差が続く可能性も高そうです。

5月25日週のユーロ/コルナは24.875で始まり24.841まで下落しましたが、24.964まで上昇し24.924でクローズとなりました。6月1日週はユーロ安コルナ高となって24.750まで下げています。

ユーロ/コルナは5月は小動きでしたが、今週はチェコの指標が好結果でECBの利下げもあり、下落が進んでいます。

AXIORYでユーロ/チェココルナの売り170,000通貨保有していましたが、スワポがマイナスとなったので口座を引っ越しました。

スワポがプラスのiFOREXに移して130,000通貨保有としていましたが、24年末に損出しで50,000通貨決済し、その後売買を繰り返しながらポジを増やし、120,000通貨保有としています。少しコルナ高となったところで10,000通貨利確しています。

5月25日週のスワポの合計額は8,910円と増加しました。

損益の合計は前週比で-48,962円となりました。

先週はコルナが軟調で合計の利益が減少でしたが、ユーロ/コルナの下落で今週は期待できそうです。コルナ高で、利確した分のポジションを取りなおすのは難しそうです。

週間スワップ推移

年率は実際にこの運用で入れている額をもとにした証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷10000 通貨あたりの証拠金：左)とレバレッジをかけていない場合の保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷ユーロ円終値÷10,000：右)で示しています。

週間運用成績(円)