4月失業率は2.5%に悪化　　メキシコペソのスワップ成績（5月25日週）

みなさんこんにちは。動きの異なる複数の通貨に分散しつつ、ハイレバで高収益を目指してスワップポイント運用をしています。

2024年を通してほぼ10通貨で運用していたものを徐々に規模縮小して、4通貨（メキシコペソ・ブラジルレアル・・チェココルナ、ハンガリーフォリント）としています。米ドル、ユーロ、南アフリカランド、トルコリラ、インドルピー・ポーランドズロチは一旦運用停止中です。

先週は、27日に財務省の国債発行計画見直し報道で日本の長期金利が低下しドル/円は上昇しました。29日には米国際貿易裁判所がトランプ関税の多くに対し差し止め判断を下し、さらに146.278まで上昇しましたが、連邦控訴裁判所が判断の一時差し止めを命じたため143.441まで下落しました。

週間の対円の騰落では、ブラジルレアルだけマイナスで他はプラスでした。トップは前の週に続いてポーランドズロチで、米ドル、ハンガリーフォリントが堅調でした。

運用4通貨の合計スワポ額は前週比-789円の22,670円と減少しました。

内訳

5月31日発表の4月の失業率は予想通りの2.5%となり、前回の2.2%から悪化しました。3月から上昇したもののかなり低い水準が続いています。

5月25日週のメキシコペソ/円は、7.392で始まり7.389の安値をつけたのち、7.545まで上昇し前週終値と同じ値の7.411でクローズとなりました。

4月9日に6.843の安値をつけたところからはだいぶ上昇しましたが、上値抵抗線を前に伸び悩んでいます。

5月25日週の米ドル/メキシコペソは、19.272で始まり19.184の安値をつけたのち、19.438まで上昇し19.438でクローズとなりました。

5月はドル安ペソ高が進み、ドル/ペソは下落となっていましたが、やや足踏み状態です。

米ドル/メキシコペソの売りを100,000通貨保有としていましたが、トランプ関税相場に耐えられず半分に減らしています。

週間のスワップポイントは4,000円と減少しました。

合計の損益は前週比で+75,620円となりました。

対ドルでペソ高となって利益が伸びました。このまま昨年8月以来のドル/ペソの18ペソ台への下落で利益回復に期待です。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨あたりのスワップポイントの額です。
年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)