政策金利を8.5%に引き下げ　　メキシコペソのスワップ成績（5月11日週）

みなさんこんにちは。動きの異なる複数の通貨に分散しつつ、ハイレバで高収益を目指してスワップポイント運用をしています。

2024年を通してほぼ10通貨で運用していたものを徐々に規模縮小して、4通貨（メキシコペソ・ブラジルレアル・・チェココルナ、ハンガリーフォリント）としています。米ドル、ユーロ、南アフリカランド、トルコリラ、インドルピー・ポーランドズロチはを一旦運用停止中です。

先週は米中関税交渉が合意となって円安が進み、ドル円は148.649まで上昇しましたが、米韓で為替協議が行われていたことが報じられて全戻しとなりました。週明けも円高が進んでいて、今日は20年債入札不調で金利上昇しドル円は144.094まで下げています。

週間の対円の騰落では、3週連続で南アフリカランドがトップ、メキシコペソもプラスとなりましたが、他はマイナスでした。

最下位はポーランドズロチで、ウクライナ停戦期待後退や週末の大統領選挙が影響したでしょうか。トルコリラもいつも通り軟調ですね。

運用4通貨の合計スワポ額は前週比+2,459円の22,535円と増加しました。ハンガリーフォリントの買い増し分増えました。

内訳

メキシコ中銀は5月26日に政策金利を0.5%引き下げ、8.5%としています。3会合連続の利下げで昨年初めの11.25%からだいぶ下がりました。次回の利下げの可能性もあるようです。

5月11日週のメキシコペソ/円は、7.501で始まり7.613の高値をつけたのち、7.427まで下落し7.482でクローズとなりました。

トランプ関税発表後は織り込みが進み上昇となっていましたが、政策金利引き下げで伸び悩んでいます。

5月11日週の米ドル/メキシコペソは、19.470で始まり19.664の高値をつけたのち、19.304まで下落し19.465でクローズとなりました。

ドル/ペソは週間ではあまり変化ありませんでしたが、5月は19ペソ台でじりじり下げています。

米ドル/メキシコペソの売りを100,000通貨保有としていましたが、トランプ関税相場に耐えられず半分に減らしています。

週間のスワップポイントは4,195円と増加しました。

合計の損益は前週比で-4,066円となりました。

メキシコ中銀利下げで少し伸び悩みましたが、ペソ高継続を予想しています。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨あたりのスワップポイントの額です。
年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)