12月鉱工業生産は前年比+1.6%で予想上振れ　　ブラジルレアルのスワップ成績（1月26日週）

ブラジルレアルの推移

みなさんこんにちは。高金利通貨を長期保有することでスワップポイント狙いの運用をしています。

ブラジル中銀は、利下げサイクルを終了し9月から政策金利を引き上げていて、1月29日も追加利上げを決定して13.25%としています。次回の利上げも示唆されていて、市場予想通り14.25%まで到達しそうです。

今週に入って円高が進み、年初からの対円騰落では他通貨が軒並みマイナスな中で、ブラジルレアル（黄）が断トツのトップですね。昨年末に下げた反動もあると思いますが、利上げを追い風になかなかのパフォーマンスです。

2月4日発表の12月の生産者物価指数（PPI）は、前年比で7.62%のところ9.42%となりました。また、5日発表の12月の鉱工業生産は前年比で、予想1.1%のところ1.6%となりましたが、前回の1.7%は下回りました。前月比は予想-0.5%のところ-0.3%と上振れし、前回の-0.7%からも改善しています。

昨年末あたりは、経済回復気味でインフレ上昇が進んだ雰囲気ですね。利上げで今後ブレーキがかかっていく見込みかと思います。

1月26日週のレアル/円は、26.375で始まり25.662の安値をつけたのち、26.628まで上昇し26.528でクローズとなりました。2月2日週は26.826まで上昇しましたが、円高進行で26.162まで下げました。

昨年の急落後の8月の安値24.5近辺（オレンジ）を底値、27.3付近（青）を戻り高値とするレンジですが、勢いを保って上に抜けられるかに注目です。

IG証券：ブラジルレアル/円

ブラジルレアル/円を2021年8月から運用しています。元本20万円で開始し、最大で買いで120,000通貨保有していましたが、中銀が緩和に転換した時点で20,000通貨決済して、現在は100,000通貨保有としています。

1月26日週のレアル/円のスワップポイントは4,750円と前週比変わらずでした。

合計の利益は前週比+33,950円と増加しました。

ブラジル中銀が利上げでも減少してしまったスワポは変わらず。レアル上昇で為替差益で補えるといいのですが、不安定な相場でこのままいけるかはあやしいですね。

週間スワップ推移

	保有数	証拠金額	終値	スワポ合計	1日平均	年率
1/26週	買100,000	200,000円	26.33	4,750円	67.86円	123.8％/9.4%
1/19週	買100,000	200,000円	26.04	4,750円	67.86円	123.8％/9.5%
1/12週	買100,000	200,000円	25.47	5,070円	72.43円	132.2％/10.4%
1/5週	買100,000	200,000円	25.57	5,040円	72.00円	131.4％/10.3%
12/29週	買100,000	200,000円	25.15	5,080円	72.57円	132.4％/10.5%

年率は証拠金額をもとに計算したもの（1日のスワップ×365日÷証拠金額：左）とレバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう、保有金額をもとにしたもの（1日のスワップ×365日÷終値÷10,000：右）を示しています。

週間運用成績(円)

	評価損益	累積スワポ	確定損益	損益合計	前週比
1/26週	606,400	912,928	83,760	1,603,088	+33,950
1/19週	577,200	908,178	83,760	1,569,138	+61,650
1/12週	520,300	903,428	83,760	1,507,488	-5,230
1/5週	530,600	898,358	83,760	1,512,718	+47,440
12/29週	488,200	893,318	83,760	1,465,278	-3,320